5 Airport Transportation Comparisons
ダニエル・K・イノウエ国際空港(以下、ホノルル空港)からワイキキまでは約10キロの道程。そう遠くない距離ですが、旅行のスタートであるこの移動をストレスなくスムーズに出来れば、その後も気持ち良く過ごせそうですよね。そこで今回は、ホノルル空港から宿泊先までの交通手段5種類をご紹介。ぜひご参考ください!
<目次>
・空港到着後に役立つ基本情報
・シャトルバス
・レンタカー
・ライドシェア
・タクシー
・ザ・バス
・空港からの交通手段まとめ、レベル別おすすめは?
空港到着後に役立つ基本情報
今回、編集部員も実際にホノルル空港を訪れて調査しましたが、案内サインがたくさんあったり、ツアーやシャトルバスの係員が出口付近で待ってくれていたりするので、各交通手段へのアクセスがとても分かりやすいなと思いました。初めてホノルル空港に来る方は特に、心配や緊張でいっぱいかと思いますが、こちらの記事を読んで少しでも安心して頂けたら嬉しいです。
出口は2箇所あり
日本からダニエル・K・イノウエ国際空港(以下、ホノルル空港)にフライトした場合、ターミナル2から空港の外に出ることになります。税関検査、荷物の受け取り、荷物検査場を通過し進んでいくと、左手に団体出口、右手に個人出口が見えてきます。
ツアー旅行者の場合やH.I.SのLea Leaエアポートシャトルバスなどを利用する場合は団体出口から出ると、すぐ目の前にツアーデスクや係員がいて、スムーズに乗り場まで行けます(上写真)。
レンタカーを借りる場合やタクシーなど個人手配での交通手段を考えている場合は、個人出口から出た方が近いです。
でももし、出口を間違えてもご安心を! 団体出口、個人出口は徒歩数分の距離です。外に出てしまった後でも、外の道から簡単にもう一つの出口に行けるので安心してくださいね。
柱の数字を見て移動するのがおすすめ!
個人出口から出た場合、柱に書かれている数字をまず探してください。全ての柱に数字が書かれており、この数字を参考に移動するととても分かりやすいので、こちらの記事で紹介する各交通手段の乗り場までの行き方は、この数字をもとに案内します。
なお、個人出口に一番近い柱の数字は31番です。
出口付近では無料Wi-Fiが利用可能
出口付近では無料Wi-Fiに接続できます。予約していた業者とのやりとりや何か調べたいときでもインターネットに接続できるので安心です。「Boingo Hotspot」または「HNL Free Wi-Fi」を選択すると、写真右で示している画面が出てくるので、「無料Wi-Fi」を選んで接続してください。
それでは、次より各交通手段の紹介をします。
シャトルバス
ホノルル空港からホテルまで直行で行けるシャトルバスは便利な交通手段のひとつ。事前の予約、または到着後に予約が出来たり、1人から申し込めるところも多く、値段も比較的リーズナブルなところも魅力的。また、乗り場も空港の到着出口の目の前なのでラクチンです。
荷物は1人につきスーツケース2個まで無料で載せられる業者も多いので、荷物が多い人向けです。ただ相乗りする人が多い場合、回るホテルの数も増えますので予定より時間がかかってしまうこともあるかもしれません。
ホノルル国際空港からワイキキのホテルまでの所要時間は約40分をみておけばよいでしょう(渋滞なしの場合)。
おすすめ1:ロバーツハワイエクスプレスシャトル 日本語対応!
ハワイ最大の運送会社、ロバーツハワイの空港シャトル。
事前予約は日本語の公式ウェブサイト(予約や予約の変更は48時間前まで可能)から簡単にでき、ホノルルに到着した後でも空港で申し込みをすることが出来ます。送迎可能な地区はワイキキだけでなく、カハラやコオリナ/カポレイも含まれていて、ワイキキ以外で宿泊予定の旅行者にとっても使い勝手の良い交通手段です。
ロバーツハワイの係員は黄色いアロハシャツを着ています。団体出口、個人出口どちらから出ても大丈夫なので、黄色い服を着た係員を探し、予約をしている旨、または現地申し込みしたいことを伝えてください。
出口付近に係員が待機していない場合、団体出口から出た場合は、目の前すぐのところに黄色いロバーツハワイのデスクがあります。個人出口(柱の数字31)から出た場合は、柱の数字を見て34番まで進んでください。徒歩1分足らずで、個人出口に近いロバーツハワイのデスク及び乗り場に到着します。
またロバーツハワイでは日本語を話す係員が対応してくれます。変更や質問などがある際にも、日本語でやりとりができるので安心です。
※現地申し込みの場合、支払いはクレジットカードでのみとなるので、クレジットカードの準備をお忘れなく!
料金:
※州税、チップ含む。
※3歳以下無料。
ホノルル国際空港―ワイキキ地区間の料金
ホノルル国際空港発:$27.50
ワイキキ発:$25.00
ホノルル国際空港―カハラ地区間の料金(2名以上)
ホノルル国際空港発:$41.00
カハラ発:$38.00
ホノルル国際空港―コオリナ/カポレイ地区間の料金(2名以上)
ホノルル国際空港発:$41.00
コオリナ/カポレイ発:$41.00
利点:
●空港出口で日本語で迎えてくれるサービスがあり、英語が通じない不安が解消される。
●日本語サイトで事前に予約が出来るので、ハワイ到着後にスムーズに行動できる。
●到着後の現地申し込みも可能、ただし支払いはクレジットカードのみ。
●荷物は1人につきスーツケース2個、手荷物1つまで預けられる。
◎ロバーツハワイ
Roberts Hawaii
電話:(808)954-8637 日本語対応、受付時間はハワイ時間8:00-17:00(平日のみ)
電話:(808)539-9400 英語対応(当日、時間外)
ウェブサイト(日本語):jp.robertshawaii.com
おすすめ2:スピーディシャトル Speedi Shuttle
ホノルル空港からワイキキまでの送迎はもちろん、ディズニーのホテル「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」があるコオリナ地区やカハラ地区などワイキキエリア以外のホテル(1名から予約可能)へも送迎を行っています。
公式のウェブサイトより日本語で事前予約可能。ロバーツハワイは48時間前までの予約受付ですが、スピーディシャトルはもう少し直前でも予約が可能です。電話での問い合わせにも日本語窓口があります(808-954-8637)。空港到着後の現地申し込みも可能ですが、日本語が通じない可能性もあるので、事前予約がおすすめ。
空港から出たら、出口付近で待ちます。赤い生地に白いハイビスカスが描かれたアロハシャツを着た係員が来て、シャトルバスの乗り場まで案内してくれます。
料金:
※税金と州税含む。チップ別。
ホノルル国際空港―ワイキキ地区間の料金
ホノルル国際空港発:$24.54
ワイキキ発:$22.18
ホノルル国際空港―ザ・カハラ・ホテル&リゾートの料金
ホノルル国際空港発:$31.46
カハラ発:$31.46
ホノルル国際空港―コオリナ地区間の料金
ホノルル国際空港発:$34.61
コオリナ発:$34.61
利点:
●日本語で予約が可能。
●荷物はスーツケース2個、手荷物1個まで持ち込める。
●コオリナやカハラまでの送迎も、1人から予約可能。
◎スピーディシャトル
Speedi Shuttle
電話(日本語):808-954-8637
ウェブサイト(日本語):https://www.speedishuttle.com/jp
3.その他のシャトルサービス
●V.I.P. Trans
●H.I.S.によるワイキキのホテルとホノルル空港間の送迎(片道$23、チップ別、1歳以下無料)
レンタカー
ハワイ到着後に空港でレンタカーを借りると、空港からそのまま買い物や観光に行けるので便利。日本からホノルルへのフライトは午前中に着く便が多く、ホテルのチェックイン(午後3時頃が多い)までの時間を有効に使いたいなら、空港からそのまま人気のアウトレットモール、ワイケレ・プレミアム・アウトレットへ買い物に行くという手もあります。
帰国時もレンタカーを返却するまで自由に過ごせるのは良いですね。レンタカーを利用すると時間を有効に使って行きたい場所へ行けるという便利さがある一方、行く場所によっては駐車場費用がかかるので、目的に合わせて利用することをおすすめします。
※到着直後に観光へ出かける場合は、盗難防止のため、貴重品やスーツケースは必ず車の外から見えないトランクなどに入れるようにしましょう。空港からワイキキまでの所要時間は約20分(渋滞なしの場合)です。
予約方法:
レンタカーの予約はホノルル国際空港到着後でも、出発前に日本からでも可能です。出発前の予約は、日本語ウェブサイトがあるレンタカー会社を利用すると便利です。
アラモレンタカーなら、同社の日本語サイトを利用して日本からの予約が可能です。また同社の空港営業所であれば、日本語対応の自動チェックインシステムが導入されているので、現地到着後も日本語で簡単に契約の手続きを行うことができます。英語でレンタカーを契約する場合、契約内容をきちんと理解できておらず痛い目にあったという旅行者もいたので十分に注意してくださいね。
レンタカー手続きの注意事項:
レンタカー予約時の注意事項は下記を参考にしてみてくださいね。
●レンタカーを契約する際は、ビザ、マスター、JCB、アメリカンエクスプレスなどの大手クレジットカードが必要です。
●ハワイ州では、アメリカに入国一年以内ならば有効な日本の免許証で運転することが可能。観光客も同じルールが適用されます。また日本の免許証で運転する場合は、万が一警官にとめられたときに、入国1年以内ということを証明するためのパスポートの携行が必要です。ただし在ホノルル日本国総領事館は、地元の警官が日本の免許証を認識出来ない場合もあるため、国際免許証の携行をすすめています。
●パスポートの提示は必須。
●ガソリンはレンタカーを返却する前に自分で満タンにすることも出来ますが、予め契約時にガソリン料金をレンタカー会社で支払うことも可能。セルフサービスである海外のガソリンスタンド利用が不安な場合、契約時に申し込んでおくと良いでしょう。
レンタカーセンターの場所:
2021年12月、ホノルル国際空港の敷地内に新しくレンタカーセンターが開設されました。場所は、ターミナル2の向かい側の建物です。さまざまなレンタカー会社がここに集結していて、予約の確認や現地申し込み、レンタカーのピックアップなども全てこちらの建物でできます。
個人出口(31番の柱が近い)を出たら、59番の柱まで歩き、横断歩道を渡ると、レンタカーセンターの建物に到着します。徒歩10分弱で行けますが、38番の柱から中央分離帯まで横断歩道を渡ると、右手側にレンタカーセンターまで行く無料のシャトルバス(Rent car shuttle)に乗ることもできます。そこから歩いても、徒歩で5分弱なので、シャトルバスが待機してない場合は、歩いたほうが時間的には早く到着できるかもしれません。
空港内にあるレンタカー会社:電話番号記載:
Alamo:(844)913-0736
Avis:(808)210-0000
Budget:(808)210-0050
dollar.:(808)831-2331
Enterprise:(844)913-0737
Hertz:(808)837-7100
National:(844)913-0738
Payless:(808)210-0060
Sixt:(808)650-2007
Thrifty:(877)283-0898
料金:
料金は借りる日数や日々のレートによっても変わります。1週間など長期で借りる場合、ウィークリーレートが適用され、安くなる場合もあるので確認してみてくださいね。
利点:
●移動の融通が効く
●ホノルル到着後の行きたい場所へ直行でき、帰りも最後まで時間が有効に使える
ライドシェア
ハワイでもタクシー代わりとしてよく利用されているライドシェア、「ホロホロ」、「ウーバー」、「リフト」の3社を紹介します。
ライドシェアを利用するメリットは、アプリをインストールして使用法をマスターすれば、スマートフォンでいつでも簡単に予約ができる、車種や時間帯によってはタクシーに比べて安い、目的地の登録や支払いなどもすべてアプリ上で済ませるので日本語が通じなくても利用しやすいです。
さらに各社のアプリでは、送迎場所を入力すると所要時間(目安)や利用料金などを算出してくれるので、タクシーとは違って事前に把握できるのもメリットです。
ライドシェアによる、ホノルル国際空港からワイキキまでの所用時間は約20分です(渋滞なしの状態で)。
ライドシェアの乗り場
ホノルル空港では、決められた場所でしかライドシェアに乗車することができません。空港には3ヶ所乗り場がありますが、個人出口から一番近い乗り場は、「Ride App Pickup Lobby5/6」です。個人出口を出て、45番の柱まで行き、右手に行くと、エレベーターがあります(下の写真)。エレベーターで2階まで上がり、目の前の道路を渡り、中央分離帯に行くと、そこがもう乗り場です。
ホノルル空港で配車サービスを利用した人の話では、8分ほどで車が到着したとのこと。アプリにも何分で到着するかが表示されます。乗り場まで個人出口から徒歩で約10分かかるので、乗り場近くまで来てから、配車手続きをするのがおすすめです(※時間帯によっては数十分かかる場合もあります)。
ハワイ発のライドシェア、ホロホロ
タクシー代わりに利用できるハワイ発のライドシェア、ホロホロ(holoholo)。後で紹介するウーバーやリフトと同じようにスマートフォンひとつで簡単に配車予約ができますが、ホロホロではピーク料金なしの良心的な価格設定がされているので、利用者の多い時間帯でも価格変動の心配をする必要がありません。
また公式ウェブサイトや予約に使うアプリなどが日本語対応している点も、日本人旅行者としては安心です。
さらにハワイ発のライドシェア企業として、ハワイ出身のスタッフやドライバー、ハワイの言語と文化に精通したアドバイザーが在籍し、利用客がハワイらしさを感じられるようなサービスの提供にも力を入れています。
ホロホロはオアフ島だけでなく、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島、ラナイ島でも利用できます。
1、ホロホロのアプリをダウンロード
まずは、現地到着後にスムーズに使えるように、日本にいる間にアプリをダウンロードしアカウントの作成をしておきましょう。
以下のリンクいずれかから、アプリをダウンロードしてください。
・アップルストア:https://apps.apple.com/us/app/holoholo-mobility/id1558580591
・グーグルプレイストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.holoholo.consumer
※PCからホロホロの公式ウェブサイトにアクセスして配車予約することも可能です
(アップルストアから)
2、配車の手配
ライドシェアの乗り場付近に到着後、アプリを起動させて、配車手配をします。
まずは、乗車場所(ダニエル・K・イノウエ国際空港)、行き先(ホテル名など)を入力。次に、乗車可能な人数や荷物の数を確認して、希望の車種を選択(上の写真右)。続いて、ホノルル空港内にあるライドシェアの3つの乗り場のうちどれかを指定。
画面の指示に従って、順番に入力を進め、配車手配を行います。手配が完了すると、地図上でドライバーの位置情報や到着予定時刻を逐一確認できるようになります。
3、車が到着したら、ドライバーに確認して乗車
予約を完了すると、車種やナンバープレートなどの情報が表示されるので、ドライバーがピックアップ場所付近に到着した際は、手を振って合図してあげるとスムーズです。目的地はすでにアプリに入力しているので、言わなくても大丈夫です。より快適な乗車時間を過ごすため、車の後部座席に座ることをおすすめします!
4、目的地に到着、チップもアプリ上で支払い
目的地に到着! チップもアプリ上で支払うことができるので、持ち合わせの現金がなくても大丈夫です。チップは任意ですが、態度が悪くなければタクシー同様、渡すほうがベターでしょう。タクシーの時のように、その場で料金メーターを見てチップの計算をしてお札を渡す手間が省けるのは大きなポイントですね。
◇こちらの記事で、ホロホロについてさらに詳しく紹介しているのでぜひ併せてご覧ください!
島内移動に便利!ハワイ発のライドシェア「ホロホロ」
◎ホロホロ
holoholo
ウェブサイト(日本語):https://rideholoholo.com/jp/
ウーバー/リフト
日本ではウーバー・イーツ(Uber Eats)でお馴染みのウーバー(Uber)と、同じくアメリカ発のライドシェア企業のリフト(Lyft)を紹介します。
「ウーバー」も「リフト」も、スマホのアプリ利用で簡単に配車サービスが出来ます。ホノルル国際空港に到着後すぐに使えるように、アプリのダウンロードは日本でしておきましょう! アプリ上での配車方法、乗車方法、チップなどは、先述したホロホロと基本的に同じ流れです。
大きく違う点は、ウーバーとリフトは利用する時間帯や予約の混雑状況などにより利用料金が変動することです。アプリ上でピックアップ場所と目的地を入れれば、いつでも料金の目安を確認できるので、事前に相場を把握しておくとよいでしょう。
(ウーバーのアプリ例)
料金:
ウーバーの料金は、Uber X(エコノミー)でタクシーの最低料金くらいだと考えておけばよいでしょう。ホノルル空港からワイキキまで、車種ごとによる参考料金は以下の通りです。なお、料金は時間帯や空き状況により大きく変動するのでご注意ください。
• Uber X:$36.53
一番リーズナブル、最大4名まで
• コンフォート:$51.14
比較的新しい車で足元がゆったりしている、最大4名まで
• Uber XL:$71.66
最大6名まで
• Uber XXL:$88.14
最大6名まで。XLに比べて、さらに荷物を置くスペースがある
• プレミアム: $87.41
高評価のドライバー、最大4名まで
よく使われる目的地までの料金(Uber X利用の場合)
• ホノルル国際空港からワイキキまで $36.53~
• ホノルル国際空港からダウンタウンまで $30.07~
• ホノルル国際空港からカポレイまで $49.32~
※上記の料金は日々の交通状況や天候により変動します。
利点:
●Uber Xはタクシーの通常料金より安い。
●アプリ(日本語対応)で簡単に配車ができるので、英語が話せなくても簡単に利用出来る
●金額が初めから明確なので値段交渉の面倒や不当な請求をされる心配がない
●チップはドライバー評価と一緒にアプリ内で完結できる。降りる時に払わないように注意!
◎ウーバー/リフトの情報
Uber 公式ウェブサイト(日本語):https://www.uber.com/jp/ja/
Lyft ウェブサイト (英語):https://www.lyft.com/
タクシー
タクシーは最もスピーディーな交通機関です。タクシー乗り場は国際線個人用出口の近くにあるので行きやすいのも利点です。
料金はワイキキまで$50前後でドライバーにチップ(15〜20%)プラス、荷物積み降ろし1個につき$1のサービス料金を加算すると合計で$60前後と、便利な分値段的には一番高い交通手段ともいえます。しかし人数によっては、一人ずつ料金がかかるシャトルバスなどと比較すると、タクシーは1台あたりの料金、さらにタクシー会社によっては安心の定額料金で空港送迎をしているところもあるので、頭割りするとタクシーの方が安いという場合もあります。
荷物は普通車(セダン)で4名まで乗れるのが通常ですが、大きなスーツケースは2〜3個ほどしか載らないので荷物が多い方は気をつけましょう。空港からワイキキまでの所用時間は約20分(渋滞なしの場合)。
タクシー乗り場
個人出口を出て、32番の柱から横断歩道を渡り、中央分離帯に行くと、タクシー乗り場です。順番に並び、流しのタクシーをここで拾うことができます。
次に日本語予約が可能で、空港送迎を定額料金で提供しているタクシー会社、2社を紹介します。
チャーリーズタクシー
ハワイで日本語予約が可能なタクシー会社と言えば、まず第一に出てくる「チャーリーズタクシー」。日本語での事前予約はもちろん、空港到着後に配車手配をすることも可能です。
空港からワイキキ直行の送迎には定額料金が適用され、片道1台$38で利用できます。交通渋滞などで時間がかかっても、料金が変わらないので安心です。
定額料金タクシーの利用は1台につき4名まで乗車可能ですが、荷物は1人につきスーツケース1個と機内持ち込み用手荷物1個と限定されています。料金にはチップ、荷物の上げ下ろし手数料、消費税は含まれておらず、他の割引との併用も出来ません。大きな荷物には追加料金が発生します。
定額料金適用のルートは、ワイキキだけでなく、空港からコオリナやタートルベイ、ダウンタウン、カカアコなどにも適用されるので、ワイキキ宿泊以外の方にもおすすめです。
チャーリーズタクシーの乗り場
個人出口から一番近い柱30番の前の横断歩道を渡り、立体駐車場の建物に入ると、ピックアップ場所があります(上の写真)。
◎チャーリーズタクシーの情報
ウェブサイト(日本語):https://charleystaxi.com/jp/
ハナタクシー
最近日本人旅行者の間で利用したとの声をよく聞く、日本語予約が可能な「ハナタクシー」。一番の魅力は、その料金設定。ホノルル国際空港からワイキキまでの送迎には定額料金が適用され、なんとチップ込みで$35(片道1台)。さらに、送迎車は6人まで乗れるミニバンタクシーなので、人数や荷物が多めでも安心して乗れます。
またLINE(日本語)でのやりとりが可能なので、事前の問い合わせや現地到着後の連絡にもwifiに繋げて簡単にやりとりができるのも安心です。
◎ハナタクシー
Hana Taxi
ウェブサイト(日本語):https://hana.taxi/maincontents_jp
ザ・バス
市バス(ザ・バス、The Bus)は片道どこまでも$3.00で行けるので、空港から宿泊先まで行くには一番安い方法。しかし、バス内にはひざに乗らない大きさの荷物は持ち込めないので、一般的には海外旅行者向きではありません。
とはいえ、入国時に荷物は最小限に押さえて現地でスーツケースを購入し、帰国時はシャトル利用という旅行者もいるので、時間に余裕がありのんびりと車窓を楽しみたいという方は行きのオプションに加えるのも良し。
ワイキキまでの所用時間は約50分。
ザ・バスでは2021年より従来の紙チケットが廃止になり、電子乗車カード「ホロカード(Holo Card)」が導入されています。プリペイド式のカードで、乗車時にドライバー横にあるマシーンにタッチして運賃を支払います。ホロカードはフードランドやタイムズ・スーパーマーケット、一部のABCストアで簡単に購入できますよ。なお、ホロカードを使用せず、現金払いでザ・バスを利用することも可能です。
ザ・バスの乗り場
空港内のTheBus(ザ・バス)停留所は、ターミナル2の2階に2ヶ所あります。個人出口から外に出た後、32番の柱まで行き、右側にあるエレベーターで2階に行きます。目の前の道路を渡り、中央分離帯まで行くと、個人出口から一番近いザ・バスの停留所にたどり着きます。
バス停には20番と303番のバスが停まりますが、ワイキキへは20番に乗ります。
利点:
●片道$3.00で行けて一番安い!
空港からの交通手段まとめ、レベル別おすすめは?
ハワイ初心者
●シャトルなら、日本語が通じて、出発前、到着後のどちらでも予約が簡単に出来るロバーツハワイがおすすめ。
ハワイ中級者
●ライドシェアはアプリをマスターすればタクシーより安くて便利。英語での会話の苦労もなし。ただし、乗り場は到着ロビーよりやや遠い
●2人で荷物が少ない場合は、チャーリーズタクシーの定額料金を利用すると安くなる
●1人だけならタクシーよりシャトルバスのほうがお得
ハワイ達人
●レンタカーは時間を有効に使いたい人向け
●一人旅で荷物が少ない人はザ・バスでもいける、ただしリュックサック程度の荷物の場合のみ
(最新のホノルル空港周辺の様子。左側には建設中の高架鉄道「スカイライン」の駅が見えます)
ハワイ到着後の交通手段いかがでしたか? 初ハワイの方はもちろん、リピーターの方々も次回のハワイ旅行の参考になれば幸いです。Aloha!
(2025年1月更新)
ハワイ歩き方事務局 said on 2022年06月10日
>匿名様
現在ザ・バスのどの路線も大きな荷物は持ち込めず、膝の上や足元に収まるもののみ許可されております。参考になれば幸いです。
ハワイ歩き方事務局 said on 2022年06月10日
>匿名様
移動中に電波が使えないとUber等の配車アプリは厳しいので、レンタルのポケットWifiやハワイで利用可能なSIMカードをご用意されるとベストだと思います。参考になれば幸いです。
匿名 said on 2022年05月22日
とても良い情報をありがとうございます。
ザバスでワイキキに行く場合、20番バスだけ空港⇄ワイキキホテル間ならスーツケースOKになっていると聞いたのですが、その情報はあっていますか?お調べ頂ければ嬉しいです。
匿名 said on 2022年05月21日
私の使用しているスマホはLINEモバイルです。LINEモバイルはWifiが飛んでいないと機能しません。Uberを利用したいのですが、アプリをダウンロードしても空港やその他で使用できるのでしょうか?
教えて頂きたい。