おいしくて、雰囲気も最高なレストランでの食事は、ハワイ旅行の最大の楽しみでもありますよね? でも店のチョイスは大いに迷うところ。そこでこのグルメページでは、ハワイでもっとも権威あるレストラン・アワード、ホノルル・マガジン主催のハレアイナ賞2000に選ばれた名店をご紹介していきます。また、安くておいしくてちょっとディープな「B級グルメ情報」も5月より開始。右側のコラムからお楽しみいただけます。皆さんの「おいしい旅」の思い出が、より素晴しいものになりますように!
ハイズ・ステーキハウスHy’s Steak House 「ステーキ! ステーキ! ハワイに来たならやっぱり食べたい本場のステーキ!」と思ってる皆様、お待たせしました! 今月のグルメ情報はハワイに数あるステーキハウスのなかで、これぞ極め付けと自信をもっておススメの店、ハイズ・ステーキハウスの登場です。 アメリカはたしかにステーキの本場ですが、日本でいただく霜降り肉のような柔らかなステーキにはそうそうお目にかかれるものではありません。日本人的感覚からすると「固いよ〜!」って感じで、ちょっとがっかりしてしまうこともしばしば。でもハイズのステーキはまさしくガイドブックの決まり文句通り、分厚くって、柔らかくって、ジューシー。1度食べたら納得するそのおいしさは誰もが認めるところなのです。あの柔らかに焼き上げられたステーキの秘けつとは? 老舗の味のおいしさの秘密、こっそりお教えしちゃいましょう!
まず、素材となる牛肉は最高級のUSプライムビーフのみ。冷凍モノは一切使用せず、適温を保ってアメリカ本土から輸送された後、最適の環境でじっくりと時間をかけて寝かせ熟成の時を待ちます。肉の熟成度を見極めるのは厳しいプロの目。ベテラン料理長、アルカノ氏が長年の経験で食べ頃を判断するのですが、この熟成度がハイズのステーキのおいしさ、柔らかさを決定する大きな要素になっていることは間違い無いようです。 最高の状態を迎えたビーフは、余分な脂肪をカットするなどの仕込みを終えていよいよグリルの上へ。燃料にはハワイ産の香木、キアヴェ炭を使用しており、グリルする過程で肉に最高の香りと風味が加味されてゆきます。火力の強い高温の炭火で焼き上げられたステーキは、程良く焦げた表面の香ばしさが、柔らかくてジューシーなお肉の旨味と溶け合って絶妙なおいしさを醸し出すという訳。おいしさの秘密その2は、香り高いキアヴェ炭のグリルにありました。 フィレミニヨン$28.95〜、ニューヨーク(ロース)$26.95〜、T-ボーン$33.95〜などの各種ステーキは特製のシーズニング・ソルトで下味をつけて焼き上げますが、BBQソース風のハイズ特選ステーキソースで味付けすることもできます。醤油やポン酢まで用意してあるそうなので、希望する場合は遠慮なくリクエストしてみて。ステーキのほかにもエスカルゴや様々なシーフードを使った前菜類、テーブルサイドで作るシーザーサラダ、ゴージャスな炎のデザートなどメニューは多彩。アントレに付く、ふかふかの特製チーズブレッドも忘れ難いおいしさですよ。 アンティークなステンドグラスや調度品が飾られ、マホガニーやローズウッドの木目を生かした美しく重厚な店内は「ライブラリー」の異名をとるほど。そんなクラシカルなインテリアのなか、ハワイでは珍しいくらいゆったりと落ち着いた雰囲気のなかで心ゆくまで食事を楽しめることが、極上のステーキをさらにおいしくする3つ目の秘密かもしれません。料理も雰囲気も素晴らしいこのレストラン、当然地元での人気も高く、アニバーサリーのスペシャルディナーは必ずここでという常連のファミリーやカップルも多いそうです。ここまで読んで「おいしいステーキをぜひハイズで食べた〜い」と思っていただいた皆様、ハイズへ出かける時はいつもよりドレスアップして、思いっきりエレガントなディナーを堪能してくださいね。 一番上の写真は、新しいメニューの骨付きリブアイ・ステーキ$36.95。20オンスというビッグサイズですが、脂肪分が程よくカットされているため脂っこい感じは一切ナシ。柔らかなお肉は最後までおいしくいただけます。焼き加減はお好みで。特製チーズブレッドのほかポテトかライスをチョイス。ステーキサラダ$15.95はタタキ風のビーフを野菜と合わせたヘルシーでボリューム満点の人気メニューです。 (2000年取材)
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ハイズ・ステーキハウス – グルメ・レストラン情報
投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2000年01月01日
この記事が属するカテゴリー: アメリカンフード, レストラン
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