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カカアコでハワイ料理を食べられる店「ハイウェイ・イン」

投稿者: Eriko 更新日:2023年01月31日

ハワイに来たらハワイならではの食事を食べたいですよね? パンケーキやステーキのような華やかさはないものの、伝統料理ハワイアンフードはハワイでしか食べられないメニューです。そんなハワイアンフードを守り続ける、地元でも人気のレストラン「Highway Inn(ハイウェイ・イン)」カカアコ店とおすすめ料理をご紹介します。

 

<目次>
ハイウェイ・インは創業75年の老舗レストラン
ハイウェイ・インでおすすめのハワイ料理&料理の説明
ハイウェイ・インで人気のローカルフード
ハイウェイ・イン・カカアコ店の情報

 

ハイウェイ・インは創業75年の老舗レストラン

ハイウェイ・インは1947年に日系2世のセイイチ・トグチさんがワイパフに創業した老舗レストランです。

第二次世界大戦中、米本土の日系人強制収容所へ送られたトグチさんはそこで調理師として働き習得した技術を活かし、終戦後ハワイへ戻った際にワイパフ(西オアフ)にハワイアンフードやローカルフードを提供するレストランを開業しました。

ワイパフで長い間ローカルに愛されてきた「ハイウェイ・イン」ですが、2014年には3代目社長のモニカさんがカカアコ店をオープンしました。話題のレストランやお店が建ち並ぶ複合商業施設「ソルト・アット・アワ・カカアコ(Salt At Our Kakaako)」の傍に位置。こちらはワイキキからアクセスが良いことなども功を奏して、旅行者にも人気のお店となっています。

現在は、ワイパフ店、カカアコ店に加え、2015年に開店したダウンタウンのビショップ博物館内の3店舗があります。

3代目社長のモニカさん

 

ハイウェイ・インでおすすめのハワイ料理&料理の説明

さて今年で76年を迎えるハイウェイ・インのおすすめ料理をご紹介します。

伝統的な味を再現したハワイアンフードのコンボには、ココナッツミルクから作られたデザート「ハウピア」が付いてきます。以下に紹介しているお料理は、「ハイウェイ・イン・テースティング・プレート」です。

カルアピッグ・コンボ($17.95) 一人前

ルアウ(ハワイの宴会)の席に並ぶようなハワイアン料理を味わってみたい方には「カルアピッグ・コンボ」がおすすめ。カルアピッグとロミサーモンとポイ(タロイモのペースト)、蒸しウアラ(ムラサキイモ)、ハウピアが付いてきます。こちらはメインがカルアピッグですが、他のお料理をセレクトすることも出来ます。

ポーク・ラウラウ($30.95)

2~4名のグループでオーダーしてシェアするのに程よいボリュームのセット。チキンラウラウ($28.95)とポークラウラウ($30.95)から選べます。他のお料理もオーダーして色々味わってみましょう。

 

「ハワイアン料理と聞いても何をオーダーしたらわからない?」という方のために写真を添えてお料理について説明いたしますね。(上写真:中央から時計回りに)

◎ラウラウ

葉っぱに肉の燻製を包んだお料理。豚肉と白身魚をタロイモの葉とティーリーフで包み丁寧に蒸してあります。周りの葉も柔らかく調理されるので、肉や魚と一緒に食べるとすごく美味しいんですよ。この後で紹介するカルアピッグと並ぶ、ハワイの代表的な伝統料理の1つです。

ラウラウの中身はこんな感じ(下写真)。中の肉は、じっくり長時間をかけて蒸しているおかげで、ジューシーでとっても柔らか。さらにタロイモの葉はほうれん草に似た味で、それがアクセントとなっています。素朴な見た目ですが味はすごく良いですよ。

◎ロミサーモン

ロミロミサーモンとも呼ばれる料理で、サイコロ状にカットしたトマトに細かく切り刻んだサーモン、玉ねぎを混ぜ合わせハワイアンソルトであっさりと味付けしたもの。ディップとしても食べられます。

◎ルアウシチュー

タロイモの葉っぱをイカや鶏肉、豚のもつなどと一緒にココナッツミルクで煮込んだもの。ハワイ語でルアウの本来の意味はタロイモのことを指します。ドロドロした見た目に驚く人もいるかもしれませんが、タロイモの葉をじっくり煮込むことでアクが取れ、スープのだしが効いて美味しいですよ。

◎チキンロングライス

ライスと言ってもお米ではなく、春雨入りのあっさりとした鶏のスープ。ロングライスとはハワイでは春雨のこと。塩とほんのりショウガの味付けでシンプルな風味。中国移民から始まったこのお料理は今やローカルフードの定番となり、ハワイのパーティーや様々なシーンで出てきます。

◎カルアピッグ

豚肉をバナナの葉に包んで、土を掘ったかまどで長時間蒸し焼きにし、細かくさいたもの。ハワイの伝統的な宴会(ルアウ)には必ず出てくるメニューです。

◎ポイ

紫色の液状のお料理。タロイモを蒸して潰したもの。古代ハワイアンが主食にしていた料理でもあり、非常に栄養価に優れており消化もよいため、赤ちゃんからお年寄りまで食べられます。筆者は病気で食事が摂れなかった時には「ポイを食べなさい」と医者から言われたくらいです。食感はドロドロ&粘々しており、味は淡泊。ロミロミサーモンやカルアピッグを混ぜて食べるのが伝統的な食べ方ですが、お砂糖を混ぜて食べても美味しいです。

◎蒸しウアラ

お芋(紫芋を使用)を蒸したお料理。

◎ハウピア

ココナッツミルクゼリーのような、ハワイの代表的なデザート。四角い形にカットされた状態が定番のスタイル。現在はハウピアチョコレートやハウピアソースとしてもアレンジされており、レストラン等でも提供されています。ハワイ旅行者にもお馴染みの「ハウピアチョコレートパイ」もハウピアをアレンジしたものです。

◎プランテーションアイスティー(写真左)

アイスティーにパイナップルをミックスさせたノンアルコールのドリンク。パインの甘酸っぱさが爽やかな喉ごし。

 

ハイウェイ・インで人気のローカルフード

以下はローカルに人気のおすすめメニューです。

ハワイアン・ビーフシチュー レギュラー$9.95、ダブル$18.95

ローカルフードの代表的なメニューの1つ、トマト風味のビーフシチュー。大きな肉の塊がボロボロ崩れるくらいトロトロ煮こんであります。白飯と一緒に食べるのがロコ風。

キアヴェ・スモークミート・アンド・オニオン レギュラー$9.25、ダブル$16.50

BBQチキンはローカルの定番料理。ハワイの人々はキアヴェ薪をBBQ料理などに用いることが多いのです。南米が原産地のキアヴェ(Kiawe)の炭は良質で、キアヴェ薪を燃やした時のスモーキーな独特な香りがハワイでは好まれています。

ポテト・マカロニ・サラダ

ローカルが大好きなポテトサラダ。このお店のはマヨネーズの量もほどよく美味しい! 付け合わせとしてもオーダーできます。

「ハイウェイ・イン」、本場のハワイ料理が食べたくなったら行きたいお店のリストに加えてみてはいかがでしょう? お店の情報は以下をご覧ください。

 

ハイウェイ・イン・カカアコ店の情報

ハイウェイ・インは、アラモアナブルバード(大通り)、「ソルト・アット・アワ・カカアコ」(以下ソルトで表記)の隣に位置しています。ワイキキやアラモアナセンターからバスで行くことができ、アラモアナセンターから徒歩で約10分の便利なロケーションも魅力。

車で行く場合は、お店の前の駐車場、またはソルトの立体駐車場にも停められます。駐車料金はテイクアウト(10分以内)のスロットに停める場合は無料。レストラン利用の場合は、1時間半まで無料、1.5~2時間までは1ドル/1時間、2~3時間は2ドルとなります。レストランで駐車券にバリデーションをもらってください。ない場合は1時間6ドル請求されます。

 

◎ハイウェイ・イン(カカアコ店)
Highway Inn
場所:680 Ala Moana Blvd., #105,Honolulu, HI 96813
電話番号:(808)954-4955
営業時間:月~木曜 10:30-20:30、金曜 9:30-20:30、土曜9:30-20:30、日曜9:30-15:00、パウハナ15:00-18:00
ウェブサイト:www.myhighwayinn.com

※現在は時間を多少短縮して営業しています

 

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