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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ハワイで働く・完全マニュアル」

その2 正しい英語面接の受け方

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2009年03月11日

このコーナーでは、現地在住の「ハワイの歩き方」編集部が集めたハワイ暮らしに役立つ情報をご紹介します。ハワイでの滞在や生活に、もちろん旅行者にも役立つ情報が満載です。新コーナー「ハワイで働く・完全マニュアル」では、ハワイでの仕事の探し方、海外で働く際の注意点などを順を追って詳しく説明します。

ハワイで働く・完全マニュアル その2 正しい英語面接の受け方

ハワイで仕事

英語で受ける面接の違いとは?
アメリカの企業にレジュメを送付すると、先方が「面接してもいいな」と判断すれば、返事が来ます。ここで気を抜いてはいけません。もう、既に面接が始まっているからです。電話やメールの受け答えはプロフェッショナルかつ温かく信頼できる人柄がうかがえるようにしなければなりません。

日本で受ける面接とアメリカで受ける面接の間には、決定的な違いがあります。まずは、ハワイでは当然、面接には英語と日本語の両方が必要となってきます。企業側のスタッフが日本人だったとしても、

●自分は、なぜこの仕事がしたいのか
●会社に具体的にどのような貢献ができるのか
●会社にどの程度の利益をもたらすことができるのか
●自分にはチームワークがある(一緒に働きやすい人)か

履歴書

 面接中の話の矛盾には注意
これは、どこの世界でも同じですが、面接中は誠意を持って採用担当者の質問に答えると印象が違います。例えば、「」。

仕事

日本式の謙遜は、ダメ でも、虚偽の記述は、論外
英文の履歴書を書くにあたって、日本式の謙遜はアメリカでは通用しません。仕事の内容などはできる限り詳しく説明し、自分が仕事がデキる人だということをアピールしましょう。やる気がある(highly motivated)、プレッシャーに強い(work well under pressure)、チームワークが得意(team player)などとポジティブな枕詞を使って自分について表現します。ここで、海外生活経験者が犯しやすい間違いがひとつ。「アメリカでは物事を大きくいう傾向があるから、思いっきり誇張して言おう」と意気込むあまり、結果的に虚偽を履歴書に書いたり、面接で事実ではないことを発言してしまうこと。例えば、過去の経歴でアルバイトだったのに正社員だったと記述したり、卒業していないのに卒業したと言ったり。アメリカでは、実際に過去の雇用主に連絡して記述に相違がないかチェックする企業も多く、履歴書で虚偽の記述をしたために採用後に解雇される場合もあるので、英文履歴書に書く内容は慎重に吟味しましょう。


働く

好印象な英文カバーレターとは?
カバーレターとは、履歴書につける企業宛ての短いレターのこと。カバーレターは1枚にまとめ、なぜその仕事を志望するのかや自分のスキルややる気を明確に表現すること。長文のカバーレターは、多忙な人事担当者には読んでもらえない可能性があるので、必ず2段落程度までの長さで簡潔かつ丁寧な言葉でまとめることが大切です。履歴書と同じく、英語のスペルと文法や表現は英語を母国語とする人にチェックしてもらいましょう。

ハワイで仕事を見つけるときのワンポイント・アドバイス


ボランティア:アメリカでは、職歴と学歴だけではなく、ボランティアや所属クラブなどもセールス・ポイントになり得ます。
◎推薦状:社長や博士の肩書きを持つ社会的に地位の高い知り合いや前の上司や学生時代の指導教授などから、英文の推薦状をもらい、いつでも見せられるようにしておくと有利です。
◎リファレンス:企業への応募用紙には、身元や人格を証明してくれる人の名前を書く「リファレンス」という欄があります。そこには、自分のことを長く知っている人で、地元出身の人の名前と連絡先を書きます。企業から確認の電話がある場合がありますので、知り合いの名前を勝手に書かず、あらかじめ本人に了解を得ることが必要です。最低、3人分はリファレンスとして応募書類などに名前と連絡先が出せるように手配しておきましょう。
◎不採用の場合:企業に履歴書を提出したり、面接をした後で不採用になった場合、理由を聞いたり、怒ったり、文句を言ったりするのは常識外れとされています。不採用になった場合でも、後味の良い返答をしておくと、将来的な仕事につながったり、コネとなる場合もあります。


(2009年3月取材)

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