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【新型コロナ】ハワイの小学生の休校レポート、家庭学習事情は?

投稿者: Eriko 更新日:2020年04月18日

Hawaii School Kids Reports Amid COVID-19 School Closure

Aloha! ハワイでの新型コロナウイルス対策の一環として、3月よりハワイのパブリックスクール(公立校)は臨時休校となっています。日本でも休校要請が出されている地域が多い中、「ハワイ(または海外)の子どもたちはこの時期をどうすごしているの?」と気になっている親御さんも多いと思います。

そこで今回は、子どもを持つハワイ在住のお母さん方に取材。ハワイの公立校が実施している遠隔授業について、オンラインクラスや特別なプログラムなどの情報も併せて、事実上外出禁止令下で臨時休校中のハワイの子どもたちの日常をレポートします! 

【新型コロナ休校】ハワイの小学生の休校レポート、家庭学習事情

【目次】

1.ハワイの臨時休校の現状は? いつまで、卒業式など
2.ハワイの小学生の臨時休校レポート
3.ハワイの自宅学習事情、どんなシステムが使われている?
4.休校中にハワイが提供する特別なサービス
5.Zoomを使った習いごと
6.生活のリズムを保つためのヒント
7.ハワイの親たちが直面する問題
8.ハワイの新型コロナウイルスの関連情報

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ハワイの臨時休校の現状は? いつまで、卒業式など

春休み明けの3月23日(月)より、ハワイ州のすべての公立校が臨時休校になりました。DOE(教育委員会)はそれ以前にハワイ州に新型コロナの陽性患者が出たら臨時休校の措置をとることを発表していましたが、春休み延長のような状況に困惑しつつも子どもの安全を思い、胸をなでおろす父兄も多かったと思います。

当初は4月30日開校がメドと言われていましたが、DOEは4月に入り、ハワイで新型コロナウイルスの感染者がゼロの状態が4週間連続で続いた翌日に開校することを発表しました。

ハワイの学校年度は8月~5月(年によっては6月)。今年は5月29日が学年末の最終日ですが、臨時休校からそのまま夏休みに突入すると先日発表されたばかり。

また、ハワイでは通常5~6月は卒業シーズンですが、すでに卒業式の中止を発表した高校もあるようです。さらに、学期末の採点は? 夏休みは短縮? など疑問点は尽きませんがまだ詳細は発表されていません。

新型コロナ対策の外出禁止令下、どこにもいけないハワイの子どもたちの自宅学習事情とは? どんな日常を過ごしているのか気になりますよね。先ずは、ハワイの公立校に通う子どものお母さんによる休校レポートをご紹介しましょう。

 

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ハワイの小学生の臨時休校レポート

 

Myハワイのビデオ担当のカナによる、「ハワイの小学生、平日のとある一日」のレポートです。カナ宅には小学生の子どもが3人いて、夫婦共働き。ハワイに外出禁止令が出されてから夫婦とも自宅から遠隔勤務です。臨時休校が始まってから、子どもたちにスケジュールを組んで生活をさせています。

子どもの学年:長男(小学5年生)、次男(3年生)、長女(1年生)

平日の子どもたちのスケジュール(とある一日)

※スケジュールの★マークから詳細へ飛びます

<午前 > 

7:00 起床
7:30 朝食 (交替で皿洗い)
8:00 水やり(野菜栽培中★)&外遊び又は散歩
8:30-11:00 学校からの課題をやる (途中でおやつ★)
11:00 ランチをもらいに市内の小学校へ★

<午後 >

11:45 家でランチ
12:30 自由時間(ゲームやiPad)
13:30 課題の残りをやる
15:00 オンラインでマジックワークショップ★
16:00 課題の残りをやる
16:30 外で遊ぶ&水やり&散歩
18:00 夕食
19:00 シャワー
19:30 自由時間(ゲームやiPad、TV)
20:30 読書★
21:00 就寝

お手伝いからはじまる一日!

<午前> 起床~水やり

普段は6時ごろには起床しますが、今は学校がないので、7時過ぎくらいまで寝ていることもあります。

朝食後は交替で皿洗い。休校になって最初の頃は進んでやってくれていたのですが、今では誰もやりたがらずに、誰がやるかでケンカが始まる事も…。(自宅待機中は結構ケンカが多いです)

休校になってから新しく始めたこと

★毎朝、子どもたちにその日に食べるお菓子を選ばせる!
それぞれイースター用のバケツに入れさせます。今までは、わりと好きなときに好きなお菓子を食べていましたが、ずっと家にいるためお菓子の減りが早い! 今までのように気軽にお店には行けないということを子どもたちにも理解してもらい、朝選んだお菓子の範囲内で考えながら食べさせるようにしています。

★外出禁止令が出てから家の外に野菜の種を蒔きました
きゅうり、レタス、オクラなど。まだ芽が出ないのもありますが、早く育つように毎日水やりをしています。

ご飯を食べて水やりが終わったら、勉強を始める前に少しだけ外で遊ばせます。(チョークで絵をかいたり、スクーターに乗ったり)家の周りを散歩することも。

学校からの課題はオンラインで

学校からは休校中は、毎週1週間分の課題スケジュールが送られてきます。(だいたい土曜か日曜日に)内容は学年によって違ったり、同じ学年でも先生によって違ったりするようです。

•長男(5年生): 
iReadyというプログラムを利用して算数&リーディング(オンラインのeラーニングシステム)1レッスンずつ。
•Kidbiz(別の読解力向上プログラム)1レッスン、読書30分間、コーディング、ウクレレ

•次男(3年生): 
•iReadyで算数&リーディング(オンラインのeラーニングシステム)1レッスンずつ
•Kidbiz(別の読解力向上プログラム)2レッスン
•読書15分間、ジャーナル(毎日テーマが決まっています)、サイエンスの学習

•長女(1年生): 
•iReadyで算数又はリーディング(日替わりで)
•読書15分間、コーディング又はジャーナル(リストの中からテーマを選んで書く作文のようなもの)を日替わりで

ほとんどの課題はパソコンを使ってやるのでパソコンは必須アイテム。我が家では最初、普段から子どもたちが使っていたクロームブックを順番に使っていたのですが、1つではなかなか終わらないので、急遽オンラインでもうひとつ購入。今は二つのクロームブックを3人で交替で使用しています。

担任の先生によっても課題の出し方が違います。次男は兄妹と比べて課題の量が圧倒的に多いので、少しかわいそう…。文句を言いながら夜までだらだらやることもあります。

長男は算数が苦手なので、たまに一緒にやってあげたり、次男はちゃんと全部やったのかを確認するのが大変。長女は量が少ないぶん、読書やジャーナルなどはまだひとりではできないので、私が一緒に座ってやります。全部終わったら兄たちの邪魔にならないように、塗り絵やお絵かきをしたり、レゴで遊んだり、お菓子を食べたりしています。

ランチをもらいに市内の学校へ!

学校が休校になってから、一番の負担と言っても過言でないのが、食事の用意&後片付け。ただでさえ買い物の回数が減ったのに、毎日3食用意するのは大変! そこで我が家では、ハワイのDOE(教育委員会)が実施しているランチシステムを利用しています。

★DOEが18才以下の子どもに無料朝食&ランチ提供。

無料ランチは、すべての学校ではなく、一部の学校で配布されています。生徒たちは、自分が通っていない学校からでもランチを受け取ることが可能です。

朝食は7:30-8:00、ランチは11:30-12:00に配布されます。学校によって配布のスタイルが違うようですが、私が行ったところは、ドライブスルーのように車から降りずに袋を渡してくれるので、渋滞もほとんどなくスムーズ。車内をチェックされることはないですが、原則として子ども(生徒)が車に乗っていることが条件です。

●ランチ配布の流れ:車で待機順番が近くなったら子どもの人数を係りの人に知らせるテントの前についたら人数分受け取る。

牛乳と野菜、果物が付いてくるのが有難いです。

ランチは基本的に平日は毎日配布されています。外出禁止令が出て以来、子どもたちはほぼずっと家にいて出かけることがないので、ランチをもらいに行く時は、ドライブのような感覚で気分転換になっているようです。

<午後> 自由時間には好きなことを!

ランチを食べたら、残りの課題をする前に1時間ほど自由時間。長男と次男は大好きなビデオゲーム「Fortnite」を、学校の友だちとマイクで会話しながら楽しんでやっています。長女はiPadでYouTubeを観るのが大好き。いたずら動画や、手芸の動画、ヘアスタイルの動画などを観ているようです。

その後は、課題の残りをやる。長男はウクレレ、次男はまだ半分くらい残っている…(汗)。

学校が提供するアクティビティに参加!

★この日は学校主催のオンラインのマジック・ワークショップ(手品のクラス)があったので、時間になったらオンラインでアクセス。以前学校でマジックショーを披露してくれたマジシャンが皆に手品のやり方を教えてくれました。

あらかじめ準備するようにといわれていた物を用意して、クラスメートたちの顔も見れて、子どもたちは嬉しそう。1年生の長女には難しかったようで、一番最初の手品は失敗。でも楽しかったようです。

さらに残っている課題を終わらせたら今度は運動がてら家の外で遊ばせます。スクーターや自転車、キャッチボールなどして遊びました。夕方皆で散歩に出かけるときもあります。庭の草花に水やりをしたら夕食、シャワー、TV、読書…これは普段の生活とほぼ変らずです。

★読書:州立図書館は5月5日まで臨時閉鎖中。なので、本が借りられません。図書館のカードを持っているので、E-Bookを借りて読んでいます。

また、まだ我が家は使ったことがないのですが、図書館のカードを持っている人全員(大人も含め)映画のストリーミングも4月末まで無料だそうです。

以上、休校中のハワイの子どもたちのリアルなレポートでした。次はハワイがオンラインによって行っている遠隔授業についてレポートします。

 

ハワイの自宅学習事情、どんなシステムが使われている?

各学校や担任の先生によって方法や使用しているシステムは違っていますが、ハワイの生徒たちは自宅からオンラインを利用して遠隔授業を受けています。以下はその中の例です。

<小学生の場合>

●オンラインで練習問題をやってからテストを受け、テストに合格したら次に進むタイプ。一日1レッスンが目安。

●低学年のジャーナルの宿題。Seesaw(シーソー)というリモート教育のアプリを使って、作文をクラス用の共有アプリに投稿。フェイスブックのようなもので、ほかの子どもの作文や絵などももそこから見ることができる。採点はしないが、作品に「イイね」を付けたりもできる。

Google Meetを使って毎週ミーティング(3年生)。宿題の内容や質問を先生と話し合う。

●学校によってはパソコンを貸してくれるところもあるようだ。

Webexというアプリで、勉強、授業について、毎週1回、担任の先生とミーティング。月曜日に1週間分の宿題をもらう。子どもはオンラインに慣れているので特に問題はない。Webexでは、ほかのクラスメートの顔も見えるので楽しそう。(小学3年生)

●ハワイの公立校はオンラインにアクセスして勉強を進めている。学校によっては、オンラインにアクセスできない子どもはプリントで宿題。プリントは学校のカーブサイドにてピックアップするよう指示されている。

<中学生の場合>

●オンラインのInfinite Campusという学校用のウェブのツールを使用。ここに各教師がGoogle上でクラスルームを作成してそこに課題(数学、理科、英語など)を出す。提出後の採点やグレードもわかるシステム。オンラインクラスルーム内ではLIVEではないが質問なども可能。

●自宅にコンピュータやネット環境がない家庭には、学校からプリントが入ったパッケージが配られる。教材は、今のところ、数学、理科、英語、社会など。

●時間割は特になく、バランスが良くなるよう自分たちで決めて順番にやる。

●採点方法は、教師がそれぞれのアサイメントを採点してInfinite Campusに掲載。各個人向けでほかの人には見えない。

 

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休校中にハワイが提供する特別なサービス

●ランチプログラム(上記参照)

●ライブラリーのKanopyというウェブサイトでは、ハワイ州の図書館のカードを持っている人全員(大人も含め)に対して、映画のストリーミングを4月30日まで無料で行っています。Kanopyには全部で3万以上のセレクションがあるそうです。

子どものために設定されたKanopy Kidsには、子ども向けの映画、テレビ番組、学習やストーリーなど、ジャンルごとにわけてセレクションがしやすくなっています。
Library Kanopy Kids:https://www.kanopy.com/kids

●コンピュータの貸し出し(学校により可能)

●マジックなど学校が提供するアクティビティ(上写真)

 

Zoomを使って習いごと!

習いごとは遠隔ミーティングで話題のZoom(ズーム)を使っているというお子さんが多いようです。以下はZoomを使っているお母さんのコメントです。

●(編集部員カナ)次男週に1度のピアノレッスンはZoomで。友だちの子どももバレーのレッスンをZoomでやっているとのこと。

●Zoomを使ってお稽古事をしています。毎週いつもの時間にZoomをセットして1時間、先生と一緒にお稽古。現在、フラとポリネシアンダンス、歌のクラスをとっています。最初はどうなのかなと思っていましたが、子どもたちも嫌がらないでやっているし、以前のスケジュールと同じことをやるのは生活のリズムを保つためには良いと思う。

 

生活のリズムを保つためのヒント

●スケジュールを立てて生活させる!
編集部員カナも実行しているように、スケジュールを作ってそれにあわせて生活させているというお母さんが多いようです。以下は、自宅勤務のお母さんのコメントです。

●規則正しい生活を心がける!
朝は7時半起床、夜は10時までには寝させるようにしています。スケジュールを作成しているのでそれに従って一日行動させています。勉強時間がずれた場合は、臨機応変にやっています。でも、一日中勉強だと飽きるので、そうならないように、合間にクッキングや実験などもやらせています。(これは夫がやってくれます)

●新しいことをはじめる! 
草花を植えて毎日水をあげたりして観察させています。

●子どもに理解させる!
普段のように買い物にも頻繁に行けずお菓子も豊富でないことを理解してもらうため、毎朝、子どもたちにその日に食べるお菓子を選ばせて、その中から自分で考えながら食べるようにさせています。

 

ハワイの親が直面する問題

ハワイでは過去には教員のストライキのため公立校が臨時休校になることはありましたが、夏休み以外で、今回のように長期休校となるのはおそらくはじめての非常事態。編集部員カナをはじめ、ハワイでは夫婦で共働きの家が多く、自宅にいても遠隔で仕事もしなくてはならないのでその両立は大きな課題でしょう。

情報交換のひとつの場所として、ハワイ在住の日本人のママ友同士でライングループをつくり、それぞれの悩みや疑問点をシェアしあう人たちも多いようです。

お母さんたちの多くは、「子どもの集中力は3時間が限界」と話しているそうです。まして学習障がいがある子どもを抱えている親御さんはなおさらのこと。さらに、シングルペアレンツや必要不可欠の職に就いている人が休校中の子どもをどうするかという問題もあります。

世界各地の学校が休校となり子どもたちのお勉強を心配されている親御さんも多いと思います。しかし、こんな時だからこそ、子どもに何のために勉強をさせているのかを考えてみることが大切なのかもしれませんね。

今のこの状況はいずれ子どもたちが生きていく中で遭遇するかもしれない困難を生き抜くために必要な行動力や考え方、知恵などを学べるまたとないチャンスではないでしょうか。ALOHA!

最後に、Myハワイが作成したハワイの素敵な景色の動画をお楽しみください。

 

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