初日 ハワイ時間12月10日
ホノルル空港 → アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチホテル → アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチホテル → アラモアナS.C → ワード・センター →ジオクラブ → チャックス・ステーキハウス |
「ハワイの歩き方」の方が、ホノルル空港で、出迎えてくださいました。当選当初から、Eメールで日程や旅行中のアドバイスなどなど、お世話になった、そしてそして、あの快適な便を予約してくださったお二人です。
友 人と私は、「ようこそハワイへ!」とレイを掛けてもらい、リゾート気分が高まります。自己紹介をして、車に乗り込み、ワイキキのホテルを目指します。少々 浮かれ気味の私が、「ハワイの高速って料金所がないんですね。」などと墓穴を掘ったり(フリーウェーのことは、「地球の歩き方」でチェック済みだったの に。なんで、いざというときにボケちゃったんだろう?)、天候の話や、先発の当選者さんの様子など聞き、「ハワイだ。ハワイだ。」と浮かれつつホテルに到 着しました。
私達がお世話になったのは、「アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチホテル」です。ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターのお隣りで、ワイキキを歩き回るにはとにかく便利で、とてもきれいなホテルでした。
到 着したとき、ちょうどホテルでレイの無料講習が始まるところでした。ほとんどの場合、部屋に入れるのは午後からです。「その間にレイ・メイキングした い。」と頼もうと思ったのですが、有り難いことに私達はすぐに部屋に入ることが出来ました。私達の部屋は、パーシャル・オーシャン・ビューというツインの お部屋です。冷蔵庫は、自由に使えるようになっていて、自分の好きなものを購入して冷やしておくことが出来るので良かったです。ブルーを基調にした爽やか な部屋で気にっていたのですが、ラナイから見える海の色が残念です。パンフレットではマリンブルーの海も、この日は、白い海にどんよりとした雲。どうし たって、午後は降るぞって雲なんだな。
まずは、掲示板でも評判のデュークス・カヌー・クラブで打ち合わせ。ここで、「アラモアナセンター」と、 「ビクトリア・ワード・センター」の商品券を受け取りました。私のお目当ては、ムックのハワイに出ていたバーバリーの黒のジャケットとシフォンのスカー フ。友人のお目当ては、裏地で作ったアロハ。以前持っていて、とても着心地がよかったのだそうです。
次 は、ホノルル・マラソンのゼッケンを受け取り行きます。「ハワイの歩き方」スタッフの方もホノルル・マラソンに出場するとのことで、「では、ご案内がてら 一緒に行きましょうか。」ということになり、アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチホテルへ。ホノルル・マラソンの様子は、セール&イベント情報にとて も詳しく載っていますので、ぜひご参照ください。<<*スタッフ注:イベント・レポートのページにご紹介してます>>
それから、日本で、ホノルルマラソンにエントリーした方は、エントリー用紙の説明書部分を熟読し、忘れずに現地へ持ってきましょう。私は、説明書の「Clothing Pick-up Onlyバック(ゼッケン受取時に配布)」という個所を覚えておらず、カピオラニ公園で、ボランティアの方に指摘されて、「え?」という事になりました。衣類預かりテントのボランティアの皆様、その節はありがとうございました。
アウトリガー・リーフの前で、頼りにしていたスタッフの方ともお別れ、これからは私達で旅を進めていかなく てはなりません。まずザ・バスで、アラモアナへ向かいます。友人は、1ドル札を用意して手に持っています。ザ・バスって日本のバスと違って、両替できない のですね。私達の旅行は4日間なので、オアフ・ディスカバリー・パスポートというのを購入しておくと、よりお得だし、トランスファーの手間も省けたのです が。これも「歩き方」で押さえていたはずなのに、現地ではさっぱり忘れて右往左往。ご親切な方が、さっと両替してくださいました。ありがとうございまし た。
街 のあちこちで、クリスマスの凝ったディスプレイを見かけます。街中でクリスマスを待っている。そんなウキウキした空気が流れています。アラモアナの海側出 入り口の屋根では、巨大な大きなサンタクロースがお出迎え。小腹が空いてきたので、マカイ・マーケットで腹ごしらえ。無難にハンバーガーを食べながら、買 い物の相談。まずは、バーバリーを見て、それから、3階に上がって、くるくるとお店を廻りながら降りてくることにしました。
バー バリーには、ムックに載っていたジャケットの色違いがディスプレイしてありました。多分黒もあるでしょう。と思いつつ、定番のコートの前で陣取り、あれこ れ見ていると、お店の方が「この方がイメージが湧くでしょう。」と、薄手のジャケットを借してくださいました。その上にコートを羽織ってみます。あっち も、こっちも着てみた結果、ライナーのついていないすっきりとした黒のコートに決定しました。担当してくださったリサさんありがうございました。アラモア ナの商品券を使わせていただきました。このアラモアナの商品券、結構使えます。ちゃんと、現金でおつりももらえるのです。ハワイはリピーターの方が多いの で、お土産としてあげると喜ばれると思います。腕の短い私は、袖丈のお直しを頼んで、三日後に受け取りにくることになりました。
順 番に見ていこうと思いつつ疲れてしまい、ベンチで休憩。「袖詰めがあって良かったわね。」と友人。全く同感。ぽつぽつ降り始めていた雨が結構な雨脚になっ てきいます。「大雨で、大荷物で、ザ・バスに乗車拒否されたら辛いよね。」と言いつつ、アルマーニとプラダを覗いて階下へ。ここのコートが好きなので、 マックスマーラーに、かわいいバックを見つけてしまうが、ホテルで見つけたコーチのバックが頭を過ぎってしまいストップ。値段もお手ごろだったし、買い得 だったかも。ロイヤル・コペンハーゲンのイヤープレートを見に行くのを忘れていたことにも気づいたけれど、また来るからいいや。ということにして、私は フットロッカーに、友人はアロハを見にレインズヘ二手に分かれてショッピング。
この日は観光客より地元の人がたくさん来ていたように思えました。さすがにプランドショップヘお気軽な格好をして出入りしているのは、どう見ても日本人ですが。わたしも、バックをたすき掛けにし、TシャツにGパンにランニングシューズでした。
次は、雨の中をビクトリア・ワード・センターまで足をのばします。私達は二人とも傘を携帯していましたが、まさかハワイで本格的な雨に降られるなんて思ってもいなかったのか、頭に紙袋を載せて走りぬけて行く人を数人見かけました。
ワー ド・センターには、知り合いから勧められたメキシカンレストラン、「コンパドレス」があります。場所の確認。気軽に入れそうなお店でした。かわいかったの が、「ホノルル・チョコレート・カンパニー」、名前の通りチョコレート屋さんです。クリスマスツリーに、かわいいチョコやクッキーが飾ってあり、そのパッ ケージがキラキラ光ってきれいなこと。それから、気になっていたのがヒーリンググッツのお店「セドナ」。何故か、辰の絵柄の物を多く見かけました。日本が 辰年だからでしょうか?自分でパワーストーンブレスが作れるコーナーがあって、「この石には、こーんなパワーがあるんだぞ。」みたいな説明が書いてある紙 が置いてあります。日本のように、若い女の子ばかりでなく、かなり年かさのご婦人とか、ご夫婦とかそんな人たちが足を止めて行きます。
さて、帰ろうと思ってびっくり。豪雨です。薄く水煙が立っている。一体全体。今から考えれば、そのままコン パドレスで食事をして、タクシーを呼んでもらって帰れば良かったのです。あの時は、とにかくホテルに帰って一息つきたい気持ちばっかりが強くて思いつきま せんでした。本数が多いので、とりあえずアラモアナ行きのバスで戻り、乗り換えます。ほどなくワイキキ行きのバスが来て、無事ホテルに着くことが出来まし た。
ホテルに戻り、一息ついてからまた外出。日本からEメールで問い合わせをした時も、すぐに親切な返信をくれ て印象が良かったので、ジオクラブのデスクにオプショナルツアーの相談に。内容は、「明日、晴れたらシーウォーカー。もし、雨が降ったら何か他のツアーに 参加したい」という流動的なもの。解答は、「オプショナルツアーは一度予約すると、解約できませんので、明朝天気を確認してからの申し込みが最良でしょ う。」との事。電話予約は午前6時から受けつけているのでありがたい。「シーウォーカーはシーライフパークでも出来ます。こちらは、水族館の水槽ですか ら、どんなに海が荒れていても、ちゃんとお魚にあえますよ。日に何度も設定がありますし。」と勧めてもらったのですが、どうしても、ガイドブックに載って いる、「バナナボートで手を振るお姉さん」たちの笑顔がチラ付いて辞退。はぁ。私達もシーウォーカーで「笑顔のお姉さん」になれるだろうか。
ホ テルへ戻り、もう外出したくないということになり、夕食はホテルで済ますことに。「デュークス」はショータイムらしく賑やかだけれど、ちゃっと、そんな気 分ではありません。「チャックス・ステーキハウス」で、アウトサイドの席を希望し、海を眺める。さっきまでがんがん降っていた雨が小雨に変わり、昼間は灰 色に見えた海の色も、深い夜のブルーを湛えています。波頭は白く泡だって打ち寄せ、浜辺で遊ぶ人もチラホラ見えて、平和な一時。やっとハワイの海を見られ たような気がしてホッとしました。昨夜から変な時間に食事をしているので、そんなに空腹ではないね。と話しつつ、二人ともスモールサイズのサーロインを頼 み、マッシュルームの付け合せ、サラダバー、コーヒーは飲み放題。二人で$37.90。(ハワイでは、プライス本をたくさん見かけますが、アウトリガー ズ・ベスト・オブ・オアフという小冊子もなかなか強力で、アウトリガー系のホテルに泊まる方は必見です。わたしのように日本に戻ってから、ゆっくり読み出 したのでは遅いです)。
雨脚の方はまた強くなってきて、横殴り、閃光が空を割って、波もどんどん荒くなっていく。荒れた海を楽しん でいる自分に気がつく。テーブルの係の方に、たどたどしい英語で「雨季になるといつもこうなの?」と私。「まさか! 今日は特別です。」と彼。たいへんな 時に来ちゃったな。明日も雨だな。ジオでもアンビリーバボーだって言ってたな。別に、浮かぬ顔をしていたつもりはないのですが、係の方が気遣ってくれ、通 りしなに軽い冗談を言って行きます。コーヒーもうるさくない程度に注いでくれ、快適でした。英語圏に来て日本語でサービスを受けるって、幸せなことです ね。チップの金額はわすれましたが、自然な気持ちで置けたと思います。雨音の向こうから、更に賑やかな笑い声や拍手が沸いて来て楽しそう。デュークスから です。今度はあそこにも行こう。
その夜は、早く寝るはずでした。何しろ明日は5時に起きて、ジオに電話する予定。住んでいる訳で無し、時間 が無い。それが。久しぶりに会った私達は、四方山話に花が咲いてしまいなかなか寝つかず、温泉旅館のコタツでしゃべっているのと全く同じ調子。おいおい緊 張感が無いぞ。と自分に茶々を入れつつ、寝たのは2時半位だったかな。でも、こういうのが、また楽しいから仕方ないですねぇ。
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