Japanese Students Vessels Leave for Hawaii for Special Trainings
■悲しい事故から13年、宇和島水産高校の生徒たちも元気に出発!
日本各地の水産高校の学生たちが、ハワイ沖での実習のため、実習船で次々と母港を出発しました。生徒たちは、実習先のハワイ沖でマグロのはえ縄漁や、漁業生物、海洋調査、漁具製作、保守整備などについて学びます。 ■関連情報/ 小野寺防衛相が、えひめ丸記念碑に献花 青森県立八戸水産高(八戸市)の生徒たちは、実習船「青森丸」で八戸港から約2ヶ月の実習へ。香川県立県立多度津高の実習船「香川丸」も、多度津港を出発。大分県立津久見高校海洋科学校の実習船「新大分丸」も、24人の生徒を乗せて出港しました。また、13年前に悲しい事故を経験した愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」も、ホノルル市内のえひめ丸慰霊碑にささげる千羽鶴を載せ、ハワイに向かって旅立ちました。 えひめ丸事故とは、日本時間の2001年2月10日8時45分、アメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島沖で、愛媛県立宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」が浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦「グリーンビル」に衝突され沈没し、乗務員の35人のうち、教員5人、生徒4人が死亡した痛ましい事件です。あれから13年、カカアコ・ウォーターフロント・パークにある慰霊碑は、ホノルルの日系人団体を中心に、多数のボランティアが定期的に清掃し、いつも美しく保たれています。悲しい事故の後、宇和島とホノルルの学校は姉妹校提携や交換留学を推進したりと、あらたな関係を築き上げ、慰霊祭も毎年行われています。 (朝日新聞、読売新聞他より) |
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