Outrigger & OHANA Hotels Celebrates the Birthday of Princess Ka’iulani
■愛する人にレイを贈るのはハワイの習慣 10月16日(木)午前10時より、ワイキキの中心(クヒオ通りとカイウラニ通りの角)にある「プリンセス・カイウラニ・トライアングル・パーク」で、ハワイ王朝時代のプリンセス、カイウラニ王妃(1875-1899)の誕生日を記念したセレモニーが、アウトリガー・エンタープライズ・グループとオハナ・ワイキキ・イーストの主催で行われました。 ■関連情報/ エリコのアロハ映画館 Vol.2 プリンセス・カイウラニ(Princess Ka’iulani) この公園には、1999年にアウトリガー・グループとその創始者のケリー家によってカイウラニ王女のブロンズ像が建てられています。そのブロンズ像に、ハワイアンのグループによる詠唱の中、王女の愛する花で編んだレイが捧げられました。 カイウラニ王女は1875年、アーチボルド・クレグホーンというスコットランド人の父と、カラカウア王の妹リケリケの間に生まれましたが、生まれてすぐカラカウア家に養女に出されプリンセスとして養育されました。カラカウア王が日本に外遊したときには、明治天皇に日本の山階宮と5才のカイウラニ王女の縁談を相談したりもしたそうです。ハワイ王朝最後の王女としてヨーロッパで教育を受け、社交界の花としてもてはやされた美しいカイウラニ王女ですが、ハワイ王朝が崩壊したときには、ニューヨークでヨーロッパ仕込みの洗練されたスピーチを行い、アメリカのマスコミに感銘を与えたと言う逸話も残っています。最後の女王として、王女の即位を願う人々も多かったのですが、残念なことに病気のためにたった23才という若さで亡くなってしまいました。 孔雀を愛した美しい王女の物語に思いを馳せてみませんか? |
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