Decline in native birds is linked to tiny mejiro
■研究者はメジロの適応力の高さを指摘
1929年に害虫駆除の目的でハワイに持ち込まれた日本産のメジロが、その適応力の高さから個体数を徐々に増やし、一部のハワイ固有種の鳥の減少を引き起こすなど、在来生態系に影響を及ぼしていることが、このほど明らかになりました。 ■関連情報/ ハワイ写真集 Vol.8-海から眺めるオアフ島ホノルル ハワイ大学マノア校生物学科の2教授の共著で、米科学誌「エコスフィア」の11月号に発表された研究論文によりますと、ハワイ島のハカラウ森林国立野生保護区ではメジロの個体数の増大により、ハワイ固有の鳥8種が生態系を脅かされているということです。 生存競争が激しく、生態学的共同体がすでに確立されている中で、外来種の繁殖は難しいとされており、メジロの適応力の高さが指摘されています。研究チームはハカラウ森林国立野生保護区の関係者に対し、メジロの管理強化などを含め、今後15年間の保護計画を見直すよう、要請したことが伝えられています。 (Honolulu Star-Advertiserより) |
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