USS Missouri Hosts Artifacts Never Seen Before Outside Japan
■日本国外では初めての企画展 太平洋戦争勃発の舞台となったオアフ島のパールハーバー(真珠湾)には、写真のアリゾナ・メモリアルに加え、東京湾上で日本が正式に降伏の調印を行った戦艦としても知られ、現在は記念館となった戦艦ミズーリも繋留されています。 ■関連情報/【オアフ島ガイド】終戦記念日にパールハーバーを訪れて… 実はこの戦艦ミズーリ、第2次大戦集結を前にした1945年の4月11日に、特攻隊員による体当たり攻撃を受けているのをご存知ですか? 爆弾が不発に終わったため大きな被害は出なかったものの、特攻を敢行したわずか19才の青年、石野節雄2等兵(岡山県出身)は亡くなってしまいました。敵ながらも立派な石野2等兵の攻撃に、戦艦ミズーリのウィリアム・キャラハン艦長は感銘を受け、急いで日の丸の旗を作って遺体をくるみ、空砲3発と共に、海軍式の水葬を行ったそうです。 この特攻攻撃から70周年を記念し、現在戦艦ミズーリ記念館では、日本国外では初めてとなる特攻隊の企画展が行われています。 特攻隊の最前線基地であった鹿児島県南九州市にある、「知覧特効平和会館」より借り出した、特攻隊員の手紙(英文翻訳あり)、写真、ユニホーム、遺品などが展示され、訪れた人々に改めて平和の意味を問う内容となっています。 悲しい歴史の舞台だけに、旅行者の方々はなかなか足を運ぶ機会もないかもしれませんが、今ある平和に感謝し明るい未来を築いていくためにも、非常に画期的な展覧会だと思います。 展覧会は今年の秋まで開催予定。戦艦ミズーリ記念館の詳細はこちらのサイトをご覧ください。 (Honolulu Star Advertisorより) |
Akiko said on 2016年07月02日
力丸様、こちらは地元新聞の記事を翻訳したものなのですが、石野節雄さんであった根拠については触れられていませんでした。「知覧特効平和会館」にお尋ねいただくのがいちばん確実かも知れませんね。
匿名 said on 2016年07月01日
福岡在住の力丸健治です。石野節雄さんであった根拠を教えてください。遺品とかで特定されたとは思いますが、後世に正しく伝えたいと思います。もちろん石井さんとの共同の行動であったこともしっかり伝えるところです。