Solar Impulse lands in Hawaii after record-breaking leg of solar flight
■単独飛行104時間超え、世界記録を更新

太陽エネルギーで世界一周飛行に挑戦中のソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2」がハワイ時間の7月3日朝、オアフ島南西部のカラエロア空港に無事到着しました。同機は悪天候のため急きょ着陸した名古屋空港を6月28日(ハワイ時間)に出発。途中の太平洋上で単独飛行時間が104時間を超え、世界最長記録を更新するという快挙を成し遂げました。
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今回の飛行でもっとも長かった日本—ハワイ間の航程を終え、カラエロア空港に降り立ったパイロットのアンドレ・ボルシュベルク氏は、母国スイスの国旗を手にしながら笑顔で待ち構えていた多くの人たちの前に現れ、大歓迎を受けました。
長さ約72メートルの翼に計1万7000枚のソーラーパネルを搭載したソーラー・インパルス2は、3月にアラブ首長国連邦のアブダビを出発、インドやミャンマー、中国・南京を経由しハワイに向かっていましたが、悪天候のために急きょ予定を変更し、名古屋空港に着陸していました。
世界一周飛行は、スイスの民間団体が再生可能エネルギーとクリーン技術の可能性を証明し、飛行技術の革新を目指す目的で計画。今後ソーラー・インパルス2はハワイからアリゾナ州フェニックスに向かい、同機を発案した冒険家のバートランド・ピカードさんが操縦にあたるということです。同機は北米大陸を横切り、大西洋にでて、最終地のアブダビを目指します。
(Pacific Business Newsより)
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