Dozens rally against proposed gondola ride on Oahu’s North Shore
「 神聖な場所に観光施設は不要」と抗議活動
オアフ島ノースショアのカアラ山に建設が計画されている観光用ロープウェイ施設「カマナヌイ」に対し、地域住民らこのほど抗議活動を行いました。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、この計画では、ワイアナエ山脈の山腹にロープウェイを設置し、観光用のケーブルカーを運行するもので、1日あたり約1,700人の来訪者を見込んでいます。
これに対し、地域住民らは建設予定地を神聖な場所と考えており、計画に強く反対しています。抗議活動に参加者した人たちは「この土地を守るのは私たちの責任。観光施設はもう必要ない」と訴えました。
また、ロープウェイ施設の建設により、周辺道路の交通悪化や地域の安全性への懸念も指摘されています。
市当局は、同建設予定地の使用を条件付きで許可していますが、計画地2,300エーカーのうち半分以上を農業利用に充てることが求められています。エイミー・ペルッソ州下院議員は、「(使用許可が)法律で認められるのであれば、法律そのものに問題があります」と批判しています。
施設運営を担う予定のカウコナフア・ランチでは、住民の声を受けて計画の規模を縮小し、当初2本の設置が予定されていたアトラクション「ジップライン」を1本に減らす案を提示。また、地域雇用の創出や地域貢献も期待できるとして、計画への理解を求めています。
(Hawaii News Nowより)
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