Totem pole goes through Hollywood legends, ends up in Hawaii
■ハリウッドスターらの手を経てホノルル美術館で保管 ハリウッド黄金時代の人気俳優によって80年以上も前に盗まれ、その後ホノルル美術館で保存されていたアラスカ先住民族のトーテムポールが、このほど持ち主に返還されることになりました。 ■関連記事/【話題】6メートルの亀裂に落ちた犬をレンジャーが救助! 1931年、当時一世を風靡していたハリウッドスターのジョン・バリーモア氏が、アラスカ海岸沿いをヨットでクルージングしていた際に、プリンス・オブ・ウェールズ島に建てられていたトーテムポールを気に入り、乗組員に命じてカリフォルニアの自宅まで運ばせ、豪邸の庭に飾っていたということです。ちなみにバリーモア氏は現在女優として活躍中のドリュー・バリーモアのお祖父さんです。バリーモア氏死去後、人気俳優のビンセント・プライス氏が買い取り、同じように庭の装飾品として使用していました。 プライス氏は1981年にホノルル美術館にトーテムポールを寄贈。アラスカ先住民族の研究をしている大学教授が、プライス氏と一緒に写ったトーテムポールの写真を発見。その後の調査でホノルル美術館に保管されてことを突き止めたということです。 トーテムポールは遺体を埋葬するためのもので、アメリカ先住民墓地保護・返還法にもとづき、持ち主のアラスカ先住民族のクリンキット族に返還されることが決まりました。10月22日には美術館で返還式が行なわれ、ホノルルを訪れたクリンキット族のメンバーらが、ポールを大切に保管してくれた美術館関係者に謝辞を述べ、伝統の歌と踊りを披露しました。 (KITV Newsより) |
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