UH professors are no longer allowed to date students
■キャンパス内の性的暴力防止のため

4月5日(火)、ハワイ大学が新しいポリシー(規則)を発表しました。そのポリシーというのは、教授陣が自分のクラスの生徒と合意の上での恋愛関係になることを禁ずる、というものです。
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教授と生徒との交際を禁止するというポリシーは、ハーバード、イエール、アリゾナ州立大学などをはじめとする大学で全国的な傾向となりつつあります。その多くは、キャンパス内での性的暴力をなくすための試みを強化することを連邦政府に促すために、このポリシーを作りました。
ハワイ大学の学長が、全米の大学のポリシーを見直すための調査グループを作ったことがきっかけで、今回この規則が持ち上がりました。ポリシーの目的は、パワー関係の相違が明白な場合の交際や性的関係を阻止することにあり、ルールの施行はケースバイケースだということです。
ハワイ大学システムは、ハワイ州各地に10校のキャンパス、57,000名の生徒がいます。2年前に米教育省が全米のキャンパス内で起きている性的暴力疑惑の対処法についていくつかの大学を調査をした際、ハワイ大学も含まれていた事から非難を浴びる結果となりました。
ハワイ大学は昨年、キャンパス内での性的暴力を厳重に取り締まるために臨時規則を導入しましたが、生徒と教授陣間の合意に基づく関係については明白には言及していませんでした。これまでの学則では、教授陣が生徒とデートするのを抑制することはしても禁止はしていなかったということです。
アメリカの多くの大学が、教授陣と生徒の交際についての公式な規則がないところが多い中、最近では、教授が生徒を採点する時に限り交際を禁じるというポリシーを作った大学もあるということです。新しいポリシーの効果が気になるところですね。
(Honolulu Star Advertiser より)
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