Future of Thomas Square based on history of Honolulu Park
■ハワイ王国復権儀式から175周年の2018年夏完了目指す
ホノルル市内、ベレタニアストリートを挟んでホノルル美術館の向かいにあるホノルル最古の公園、トーマススクエアで目下、大規模な改修計画が進められています。
トーマススクエアは1840年代初頭、イギリス人侯爵に占領されていたハワイを訪れ、カメハメハ3世の王国復古に尽力したイギリス人海軍将官、リチャード・トーマスに敬意を表して命名された公園です。1843年7月31日にはハワイ王国復権の儀式が同公園で行なわれています。
ハワイの歴史上、大変意義深い場所でありますが、近年は十分な維持管理業務が行なわれておらず、園内で終日過ごすホームレスの数も増加し、最近ではあまり利用されなくなっています。
ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、王国復権の儀式から175周年となる2018年7月31日までの工事完了を目指して、大規模な公園の改修計画を推進しています。
計画では公園の南キングストリート側にカメハメハ3世の銅像、州旗を掲げるためのポールの設置のほか、灌漑システムのアップグレード、芝敷設、植樹、公園脇と園内の歩道拡張、噴水、トイレの改修、野外ステージ、売店の新設などが含まれており、市長は野外ステージでロイヤル・ハワイアンバンドによる定期演奏会を復活させたい構えだそうです。
改修工事は8月の第2週あたりから開始され、灌漑システム工事が完了予定の2017年2月までの間、一時閉園されるということです。
※上の写真はSaoriさんのブログから引用
(KITV Newsより)
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