Japanese Hit Song "Bara Ga Satita" will be released in Hawaiian language as PUA LOKELANI E
■ウクレレピクニックで初披露!
51年前にマイク眞木が歌い大ヒットした曲(浜口庫之助作詞・作曲)「バラが咲いた」のハワイバージョンがリリースされるにあたり、先日アラモアナセンターで記者会見が開催されました。
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記者会見には、歌手のマイク眞木さん、ハワイアンアーティストで今回ハワイ語訳詞を勤めたクウイポ・クムカヒさん、企画を担当した太田紀美子さんが登場しました。
会見の席で眞木さんは、もともとこの曲をハワイ語でやったらイイね!という軽いノリから始まった企画が今回完成したことを嬉しく思う、と語りました。また、1966年に浜口庫之助がこの曲を作った時、実は別の歌手が歌う予定であったが、当時大学生だった眞木さんがたまたま仮のデモテープを作るためのバイトをしたために、本人も知らないうちに自分が歌っている曲がリリースされていた、という裏話を語りました。
下記に、記者会見での眞木さん(以下眞木)とクウイポさん(以下クウイポ)へのQ&Aをご紹介します。
Myハワイ:マイク真木さんへ質問です。今回初めてハワイアンのミュージシャンとコラボをしてみてどうでしたか?
眞木:子どもの頃から天国みたいに憧れていたハワイに1969年に初めて来て、1992年からは6年間住みました。それと同時に、ハワイアン音楽もたくさん聴き、ウクレレ、ギターも弾きました。ハワイは本当に、ハワイアン音楽、気候、におい、景色、人々の全てがひとつにまとまったところです。その中にとけ込みたいと思っていたら、今回そのとおりになった。ハワイアン音楽の世界に入り込むことが出来たことは夢のような感じだと思います。
Myハワイ:クウイポさんへ質問です。今回訳詩をされるにあたり、一番楽しかったことや一番難しかったことは何ですか?
クウイポ:そう難しいとは感じませんでしたが、歌の中のそれぞれの役割、花が人間を表現するように、大切な人への思いが表現されているところの訳はやりがいがありましたね。英語は日本語と比べると詩的ではないので、まず日本語を英語に訳したものをまた詩的であるハワイ語に変える、という手順が難しかったかもしれません。(日本とハワイの)文化の違いや、色あせることのない花を美しく訳詩するところですね。
「バラが咲いた」のハワイ語版企画は、ハワイの日系人たちにも歌い継がれ親しまれている楽曲を次世代に継承し、ウクレレ&フラを通じてハワイから、日本に限らず、世界に発信することを目標としています。
これまで日本の楽曲がハワイ語でハワイのアーティストによりリリースされることはありましたが、今回のように原曲を歌っている本人がハワイ語で歌いリリースすることは初の試みなのだそうです。
ウクレレピクニック・イン・ハワイとのコラボで実現した企画でもあり、2月12日(日)午後12時45分頃、カカアコで開催されるウクレレ・ピクニックで、バラが咲いたのハワイ語版「Bara Ga Saita-PUA LOKELANI E-」が初披露される予定です。有名ウクレレ・アーティストの演奏が無料で聴くことができますよ。
イベント会場のカカアコ・マカイ・ゲートウェイ・パークには、隣接する駐車場もあります。また、今年は、ワイキキから会場までの無料送迎バスの本数も増える予定で、ワイキキ滞在の方々も気軽に参加してみてくださいね。会場の場所はこちらからご覧ください。
【ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ】ウクレレピクニック・イン・ハワイは、神奈川県湘南で2000年に始まったウクレレピクニックの姉妹イベントとして2009年に始まりました。ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイの収益金は全てウクレレ・ミュージアム建設資金として使われます。
■ウクレレピクニックの公式ウェブサイト www.ukulelepicnicinhawaii.org
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