Hikianalia to join up with sister canoe Hokulea in Tahiti
■ 世界1周航海に挑戦中のホクレア号と合流
近代計器を一切使わずに星の動きや海流、波などの自然の動きを頼りに、2014年5月から約4年をかけて世界1周航海に挑戦中の伝統航海カヌー、ホクレア号の伴走役を担う姉妹船・ヒキアナリア号が、ホクレア号とのタヒチでの合流に向けオアフ島を近く出発する予定で、乗組員らは目下、その準備を進めています。
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世界航海のスタート時にホクレア号とともに航海をつづけていたヒキアナリア号は、一旦ホクレア号から離れてハワイへと戻り、その後も一部の行程で伴走航海を行なってきました。今回合流するタヒチへの約2000マイル(3200キロ)の航海のキャプテンを務めるのはマウイ在住のカラ・タナカさん。長距離の航海を先導するのは初めてというタナカさんですが、ホクレア号のキャプテンで、伝統航海士でもある父親のカレパ・ベイバヤンさんが今回セイルマスター(縫帆長)として乗船するということで、「私にとって父は精神的支え、安心しています」と、航海を心待ちしています。
「乗組員は全員平等。娘だからといって特別扱いはしません」とベイバヤンさんは話していますが、「やはり航海を通じて娘にリーダーシップとはなにかを伝授できるのは嬉しいことです」と優しい父親の顔を覗かせていました。
ヒキアナリア号は、現段階ではサンドアイランドを3月21日(火)朝に出発する予定で、2〜3週間かけてタヒチを目指します。
(KHON2 Newsより)
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