Nearly half of isle residents face financial hardship
アロハユナイテッドウェイ報告
地域社会の支援活動に従事する非営利団体「アロハユナイテッドウェイ(AUW)」がこのほど発表したハワイ州民の家計調査報告書によりますと、全世帯のおよそ半数が生活上のニーズを満たすのに十分な所得を得ていないことが明らかになりました。
AUWでは経済苦に直面している住民層に焦点をあてた調査を実施、報告書によりますと、州内の世帯の11%が連邦の貧困線以下、37%がALICE基準値(限定資産・収入・雇用)以下とされ、州内48%の世帯が生活苦に直面しているということです。なお基準値に含まれるのは住宅、食品、交通、育児ケア、ヘルスケアにかかる費用など。
家計に必要な年間所得は単身者で2万8,128ドル(約310万円)、乳児や保育園児のいる4人家族は7万2,336ドル(約800万円)で、連邦貧困基準 (2015年度)では単身者が1万3,440ドル(約150万円)、4人家族が2万7,890ドル(約310万円)となっています。またハワイ州内の労働者の62%が時間給20ドル(約2,200円)以下であることも調査で判明しました。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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