Hawaii unemployment rate dips to 9.0%
観光産業の一部再開で雇用創出
ハワイ州の3月の失業率は、観光産業の再生に向けての新型コロナ拡大防止策の段階的緩和が雇用の創出に繋がったことで、大きく改善されたことが、州労働・産業関係局がこのほど発表した最新の雇用統計で明らかになりました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、3月の季節調整済み失業率は9%で、2.1%だった2020年3月以来の最低水準となり、非農業部門の就業者数は、前月を5,300人上回る55万400人に上っています。州知事により緊急事態宣言が発令された直後の昨年4月と5月の失業率は21.9%に達していました。
観光産業の一部再開により、レジャー/宿泊関連の雇用が前月比で約3,300職増加したことが、失業率の大幅改善に繋がったとされ、州ビジネス・経済開発・観光局のユージーン・ティアン主席エコノミストは、ワクチン接種率の向上にともない、今後は観光産業の更なる回復が望めることから「今年の上半期中には失業率が6%程度までに改善される見込み」とコメントしています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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