Oahu single-family home sales: Median price closes in on $1M
5月:前年比22.7%増の97万8千ドル
オアフ島の5月の中古住宅販売は、引き続き根強い需要を維持し、一戸建ての中間価格が過去最高の97万8千ドル(約1億760万円)に達したことが、ホノルル不動産協会が今週発表した最新データで明らかになりました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙によりますと、5月の一戸建ての中間価格は、前年同月の79万7,000ドル(約8,770万円)と比較して22.7%増加。過去最高だった今年3月の95万ドル(約1億450万円)を上回り、記録を更新しました。コンドミニアムも前年同月比14.7%増の45万7,750ドル(約5,035万円)と大きく上昇しています。
中間価格は、販売された物件の最低額から最高額の中央値を示したもので、極端に高額な物件が含まれている場合など、平均価格では市場の動向を見極めることが難しくなることから、中間価格が指標として使用されています。
ホノルル不動産協会のシャノン・ヘヴン会長は、高い需要と恒常的な在庫不足が中間価格を引き上げていると説明、「100万ドルに達する日も遠くない」と話しています。またオアフ島の在庫不足は深刻で、買い手の競争を激化させており、中でも8千万ドル以下の物件の人気が高く、先月はある物件に対し、1週間で60件の申し込みがあったと伝えられています。
5月の一戸建て住宅の販売取引件数は前年同月比63.3%増の405件、コンドミニアムは135.4%増の598件でした。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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