Shooting death of endangered monk seal leads to hunt for person responsible
頭部に被弾、関係当局による捜査続く
絶滅危惧種に指定されているハワイアンモンクアザラシの死骸が今年9月にモロカイ島で発見されたことを受け、連邦、及び州当局による捜査が現在も続けられています。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、死骸で発見されたのは、管理用タグ「L11」が付けられた若い雌のモンクアザラシで、頭部に被弾しており、何者かが故意に殺害したとみて、当局では犯人の行方を捜索しています。今年に入りモロカイ島でモンクアザラシが殺害されたのは今回が3件目で、別の2件は殴打による殺害と報告されています。
州土地・天然資源局の関係者は「絶滅の危惧に瀕しているハワイアンモンクアザラシの地道な保全活動が続けられる中、このような故意的な殺害行為は、極悪非道の許されないものであり、犯人は自らの行動に責任を負わなければならない」と強く非難しています。
ハワイアンモンクアザラシは、現在1,400頭程度しか生息しておらず、連邦、州法によって保護され、触れたり近づいたりすることが禁じられています。
(ハワイ・ニュース・ナウより)
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