Tuition at Hawaii private schools continues to climb
記録的なインフレ、コロナ対策などを背景に

プナホウスクールの校舎オールドスクールホール
ハワイ州内のほとんどの私立学校では、運営費の高騰やコロナ対策関連費用の負担、記録的なインフレを背景に来年度の授業料を引き続き値上げする方針を発表しています。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、非営利団体「ハワイ独立学校協会」では、加盟する州内の私立学校92校をもとにした調査データを発表。それによると年間平均授業料は12,997ドル(約174万円)で、昨年より3.9%上昇。またコロナ禍以前の2019-2020年度の平均10,159ドル(約136万円)と比べて28%も高騰しました。
ハワイ州内で平均授業料がもっとも高い地区はホノルルで「15,843ドル(約212万円)」。一方、もっとも低いのはカウアイ島で「8,586ドル(約115万円)」となっています。もっとも高い私立学校3校、プナホウ・スクール、ミッドパシフィック・インスティテュート、そしてイオラニ・スクールの授業料は、前年度より約4%高い27,000ドル(約362万円)以上になるものとみられます。
ハワイ独立学校協会によると、ハワイ州では私立学校に通う生徒の割合が全体のほぼ17%に達しており、全米平均9%のほぼ2倍にあたるということです。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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