During Pride Month, governor signs trio of bills expanding LGBTQ rights
性同一性障害の治療法など3法案
世界各地で「プライド月間」としてLGBTQの権利を啓発する様々なイベントが開催されている中、ハワイ州のデービッド・イゲ知事が先週、LGBTQコミュニティの権利拡大を中心とした3法案に署名しました。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、ホノルル市内のビショップ博物館で6月16日に署名式が行われ、イゲ知事をはじめ、議員や支持者らが多数出席しました。
このほど知事が署名した法案の中で最も重要とされる「性同一性障害治療法(Gender Affirming Treatment Act)」は、性的マイノリティの人びとに対し健康保険の適用を拒否するなど、医療における差別を禁止するもので、LGBTQコミュニティは歴史的勝利として歓迎しています。
イゲ知事はまた、性的マイノリティの人々が陪審員の対象から除外されることを禁止する法案、さらに性的マイノリティをサポートするLGBTQプラス委員会を設立する法案にも署名しました。
署名にあたりイゲ知事は「社会の多くの分野において、努力により差別防止を実現できるということが証明できた」とコメントしています。
(Hawaii News Nowより)
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