Enforcement of new law begins on October 24
ホノルル市長、連邦地裁の仮処分決定受け見解
オアフ島のバケーションレンタル(バケレン)の最低貸出期間を現行の30日間から90日間に拡大する新たな市条例に対し、連邦地裁が先週、施行を禁じる仮処分決定を下したことを受け、ホノルル市のリック・ブランジアーディ市長はこのほど、来週から施行される条例の下、違法バケレンの取り締まりを積極的に行うことを表明しました。
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ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、ブランジアーディ市長は10月20日(木)に市職員らと共に市庁舎に集い、連邦地裁の決定により、最低貸出期間を90日に延長する規定は施行できないとした上で、リゾート地区以外での賃貸が許可されているバケレン物件については、市のサイトへの登録を義務付けるなど、新規定に違反する物件に対しては、厳しく取り締まっていくとしています。
またホノルル市ではバケレン監視システムを導入し、ウェブサイトで宣伝を続ける違法バケレンの取り締まりにあたるほか、ホットライン(808-768-7887)を開設し、違法物件に関する苦情を受け付けるとしています。
今年4月にブランジアーディ市長の署名を以て制定されたバケレン規制条例に対し、非営利団体「ハワイ・リーガル・ショートターム・レンタル・アライアンス」が、違憲であるとして、6月初旬に連邦裁判所に条例の実施差し止めを求めて訴訟を起こしていたもので、連邦地裁が10月13日(木)に、条例の施行をホノルル市に禁ずる仮処分決定を下していました。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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