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ハワイ州、日本からの観光需要回復に向け

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により激減した日本からの観光需要の回復に向けた取り組みの一環として、ハワイ州ではワイキキで新たな散策ツアーを４月１日(月)からスタートします。

日本からの訪問者数は2019年に過去最高の150万人に達したものの、新型コロナの影響で2023年には57万3,000人までに減少しました。ハワイ州では2024年には少なくとも90万人までの回復を目指しています。

KHON2ニュースの報道によりますと、新たにスタートする「アロハの心でつながるワイキキ散策」は、ハワイの海洋や歴史、文化などについて、認定を受けた文化スペシャリストからの説明を聞きながらワイキキエリアを回るもので、持続可能な責任ある観光の促進を目的としています。ツアーはどなたでも参加可能で、日本語で行われます。ハワイ宿泊・観光協会のムフィ・ハネマン代表は「日本から訪れる方々が、ハワイをより深く理解し、知識を得る機会となるでしょう」と期待を寄せています。

また日本からの観光需要の回復に向けた取り組みとして、ジョシュ・グリーン州知事は、入国審査や税関検査など日本出国前に事前に済ませ、入国を簡素化する「トラベルコリドー（旅行通廊）」を推進しています。

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(KHON2 Newsより)

「アロハの心でつながるワイキキ散策」予約申し込みはHISより

この「アロハの心でつながるワイキキ散策」は、日本の大手旅行代理店HISハワイとハワイ州観光局の協業により企画された新ツアー。レスポンシブル・ツーリズムのスローガンである「マラマハワイ（Mālama Hawai‘i）」の推進に向けた体験型サービスとして誕生しました。HISのツアー旅行を申し込みをしていない一般の方も参加できます。 

新ツアー「アロハの心でつながるワイキキ散策」では、ハワイ州観光局のラーニングサイト「アロハプログラム」の講師や、ハワイの歴史・文化のスペシャリスト、海洋環境のキュレーターが案内人となり、ハワイの歴史・文化・現代の課題に触れながら、ゆっくりとワイキキ周辺を散策します。

複数回以上のハワイ渡航経験者にとって馴染みのあるワイキキ周辺にも、まだまだ知られざるハワイの歴史や文化、環境にまつわるエピソードや逸話があふれています。それらを通して、ハワイへの理解を深め、さらなる魅力を発見できるツアーとなっています。