日本人観光客はコロナ禍前の45%にとどまる
パンデミック以降、ハワイの観光業は回復傾向にあるものの、国際市場の完全な回復には依然として課題が残っています。特に日本市場の回復は遅れており、現在の日本人観光客数はコロナ禍前の水準の45%にとどまっています。
アイランドニュースの報道によりますと、4月17日(木)には観光業界フォーラムが開催され、日本市場の回復に向けた課題や具体的な対応策が話し合われました。フォーラムでは、これまでのような大規模な集客を目指すのではなく、ハワイと深い繋がりを持つリピーターとの関係強化を重視し、毎年訪れたくなるような魅力づくりが重要であると指摘されました。
また、観光の中心地ワイキキでは、安全対策の強化も進められています。「ワイキキ・セーフ・アンド・サウンド・プログラム」など、官民が連携して観光地での軽犯罪抑止に取り組み、安全な環境づくりが進められています。
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ハワイ観光・宿泊協会のデータによれば、ハワイの観光業は昨年、約210億ドル(約3兆90億円)の経済効果と約24億ドル(約3,440億円)の税収を州にもたらしました。
(Island Newsより)
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