Hawaii Food & Wine Festival Finishes
■世界のスターシェフが豪華な料理の数々を紹介
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9月1日(日)~9日(月)、「第3回ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル」が、マウイ島とオアフ島、ホノルルとコオリナのホテルを舞台に開催されました。
9月8日(日)には、オアフ島西部のコオリナリゾート内の「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」と「JWマリオット・イヒラニ」のラグーン前で、このフェスティバルのハイライトとでもいうべき「Savory Ever After(セイバリー・エバー・アフター」と呼ばれるイベントが催されました。
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日没の始まる午後6時頃、コオリナ・ビーチに設置された白いテントに14名のセレブ・シェフとソムリエがキッチンを構え、クッキングの実演やワイン・テイスティングが行われました。ビーチの前にはテーブルが並べられ、ライブ演奏も始まっています。夕日に照らされブルーパール色に輝く海、音楽、名シェフが作る最高のsavory(美味しいディッシュ)に舌鼓を打つ…んーパーフェクトすぎっ!!
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何からいこうかしら…? 食いしん坊の私たち迷ってしまいます。とりあえず奥のテントから順番に、行列が出来ているテントを狙ってみることに。まずは、アメリカの料理界では最上級のマスター・シェフ、リチャード・ローセンデール氏が作ったアヒポケのタコス。シンプルだけど新鮮なアヒと塩加減も程よく美味!! その後も、エビチリ、クエール(ウズラ)のフライ、ダンプリング(シュウマイ)など、10種類ものディッシュにトライし、満腹で大満足の私たちでした。どの料理にも新鮮なハワイ産の素材が100%生かされ、特に魚料理が美味しかったですね。
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アラン・ウォンズ・レストランの女性シェフ、ミシェル・カー・ウエオカ氏作のタピオカのチョコレート・プディング。温かなトッピングのチョコと中のひんやりと冷たいタピオカのバランスが絶妙。
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NHK BS1のエルムンドのリポーター、アンディことアンドレア・ポンピリオ氏も取材に見えていました。
世界各国の名シェフの料理がホノルルに居ながらにして食べられる、グルメファンにとっては夢のような祭典 ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル。ただのグルメ・ショーではないんです! ハワイを代表する2名のシェフ、アラン・ウォン氏(写真右)とロイ・ヤマグチ氏(左)が発起人となり始まったイベントのゴールは、「ハワイのサステイナブル・フューチャー(持続可能な未来環境の促進)。地元の農業社会や食材をサポートしつつ、古代のハワイアンから学んだ、「地産地消」の社会を目指す、というものなんです。
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また、イベントの収益金の一部は、ハワイの将来の料理人の教育や農業のサポートに当てられています。昨年は、$200,000(20万ドル)が、ハワイ農業財団、カリナリー・インスティチュート・オブ・パシフィック、リーワード・コミュニティーカレッジ料理学科、パエパエ・オ・ヘエイア、そしてパパハナ・オ・クアロアに寄付されました。こんな素晴らしいイベントに今年も参加できてよかったです。
●第3回ハワイ・フード&ワイン・フェスティバル
ホームページ(日本語):www.hawaiifoodandwinefestival.com
Akiko said on 2013年09月12日
地産地消を目指すこのイベント、発起人のアラン・ウォンさんとロイ・ヤマグチさんは、本当に素敵ですよね。