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いよいよロンドン・オリンピック2012がロンドン時間の7月28日に開幕しました。
どの国でもオリンピック選手は国民にとってスターのような存在で、
それぞれに様々なドラマがあるものです。
日本国内のメディアでは主に日本選手に焦点を当てて報道されますが、
ハワイ歩き方では、ハワイから見たオリンピックについて
シリーズでご紹介していきたいと思います。

■第５回　ハワイ出身・日系の陸上ゴールドメダリスト

そろそろオリンピックも終盤戦。今シリーズの最終回は、ハワイ育ちのオリンピックゴールドメダリストをご紹介しましょう。

陸上競技のブライアン・クレイ選手です。アメリカテキサス州で生まれた後、5歳でハワイに移住したハワイ育ちのアスリート。彼の祖母は東京、母は北海道出身の日系人で、ツモルという日本名のミドルネームを持っています。

彼は、100m、走り幅跳び、砲丸投げなどの陸上競技1－主を2日間で行う十種競技(デカスロン)の第一人者で、2004年オリンピック・アテネ会で銀メダル、2008年北京大会で金メダルを獲得しています。

デカスロンアスリートとして初の、3大会メダル獲得を期待されていましたが、予選大会で好成績を残せず残念ながら今ロンドン大会では代表選手にははずれてしまいました。しかしオリンピックの歴史に彼の名前が刻まれています。

＜同種目に出場している日本選手＞
十種競技 日本代表：右代 啓祐選手（8月8～9日実施）

※競技日程はすべてロンドン時間です。

 ■関連情報／ ハワイ出身のブライアン･クレイ、3度目の五輪出場ならず