Surf legend 'Rabbit' Kekai dies at 95
■デューク・カハナモクと並ぶサーファー
ハワイ出身の伝説のサーファーで、現代サーフィンの先駆者でもあるアルバート・”ラビット”・ケカイさんが、5月13日(金)に他界しました。95才でした。
ワイキキのビーチボーイズのひとりとしても有名だったケカイさんは、ビーチボーイズの最後の生き残りでした。1991年には、インターナショナル・サーファーとして殿堂入り(スポーツなどの専門分野で優秀な成績を残した偉人)を果たし表彰されました。
ケカイさんは、ワイキキで生まれ、5才のときにサーフィンを始めました。サーフィンやカヌーの技術では、サーフィンの父と呼ばれたデューク・カハナモクに肩を並べると言われ、長年自分の持つ技術や知識を人々に伝授してきました。
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1930年から40年の間は、最高に優れた実績を持つサーファーとして活躍し、1955年にはマカハ・インターナショナルで優勝しました。
ケカイさんは、「ラビット(ウサギ)」というニックネームで呼ばれていましたが、これはサーフィンではなく、足が速かったことからつけられたそうです。サーフィン辞典によれば、高校時代はオアフ島で一番速いランナーだったと言います。
5年前の彼の90才のビッグバースデーパーティの際には、「長寿の秘訣は、クリーンでヘルシーな生活、そしてたくさん笑うこと」だと語っています。「90年間のトラブル、皆さんに感謝します。人生のほとんどがトラブル、だから皆わたしのことを”Kolohe(ハワイ語でやんちゃという意味)”と呼ぶのです」と冗談を言っていました。ケカイさんのご冥福を心よりお祈りします。
(Hawaii News Nowより)
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