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その昔、ハワイ王家の人々のみ食すことができた高貴な魚モイを会席料理で堪能

(花鳥は、閉店いたしました。現在、日本料理レストランの「ノブ」が開業中)ハワイきっての日本食レストランとして知られる「花鳥」は、ワイキキパーク･ホテルの1階にあります。こぢんまりとした店内には、ゆったりとした寿司カウンターとテーブル席が設けられ、モノトーンを基調にしたコンテンポラリーなインテリアが洗練された空間を創り出しています。16年前のホテル開業と同時にオープンしたこのお店では、京都の有名料亭で腕を振るった日本人シェフが創業以来ずっと総料理長を務めており、寿司カウンターを預かる日本人シェフも16年間変わっていないそう。オープン以来貫いてきた花鳥ならではの味が、ここをトップクラスのジャパニーズ･レストランたらしめるゆえんなのでしょう。京都風の上品な薄味には定評があり、地元の人々はもちろん、ハワイを訪れるたびに足を運ぶリピーターも多いそうです。

モイ魚会席の「向付け」よりモイの薄造り、車エビとマグロの刺身

一品料理、定食、刺身、寿司など、豊富に揃った伝統的な和食メニューは、どれも見た目にも美しく、とても繊細な味わい。日本の料亭にけっして引けをとらないおいしさです。そんな花鳥の料理を心ゆくまで満喫したいと言う方にご紹介したいのが、料理長が自信をもっておすすめする会席コース。寿司会席(7品＄50)、シェフ特選会席(8品＄45)、ロイヤル会席(10品＄70)の3つのコースから選べますが、季節によっては旬の素材を贅沢なまでに使ったスペシャル会席がロイヤル会席に変わることもあります。大好評だった松茸会席に続き、11月3日からはハワイ王朝ゆかりの魚として知られるモイ尽くしの「王家の食材モイ魚会席」(＄65)が登場する予定。このスペシャル会席にはモイに加え、ハワイではまだ珍しい車エビも使われており、またまた人気を集めそうですね。そして、日本の蔵本まで足を運び、吟味を重ねて選び抜いた日本酒のセレクションも見逃せません。大吟醸酒や純米酒など、16種類もの名酒が揃っており、フレンドリーなスタッフがそれぞれの料理に合う銘柄を選んでくれるので、遠慮なく尋ねてみてください。