おいしくて、雰囲気も最高なレストランでの食事は、ハワイ旅行の楽しみの1つ。でも、お店のチョイスには迷うことも多いのでは? そこで、このグルメ・レストラン情報では、ハワイで最も権威のあるレストラン・アワード「ハレアイナ賞」(ホノルル・マガジン主催)に選ばれた名店やハワイの歩き方編集部が自信を持ってオススメするレストランを紹介します。
プルメリア・ビーチ・ハウス
Plumeria Beach House
 暑い日に嬉しいドリンクも各種揃っています |
ハワイ隋一の高級住宅街カハラに佇む、品格あふれる大人のリゾート、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」には、エグゼクティブ・シェフのウェイン・ヒラバヤシ氏が率いる5つの個性的なレストランがあります。 トレンドとローカル・テイストを巧みにブレンドしたメニューの数々と、ザ・カハラならではのきめの細かいサービスが人々に愛され、今まで数々の賞に輝いてきました。 その中の1つ、「プルメリア・ビーチ・ハウス」は、白砂のカハラ・ビーチに面した半オープン・エアのカジュアルで居心地良いレストラン。朝食はアラカルトかビュッフェ、ランチはアラカルトのみ、ディナーではアラカルト、もしくは木曜日から土曜日まではテーマ別のビュッフェを楽しむことができます。また日曜日の午前11時から午後2時30分まではサンデー・ブランチが用意され人気を呼んでいます。オープンエアのテラス席と屋内のテーブル席がありますが、どちらもハワイの風が感じられる開放的な造り。ゆったりとした座席でくつろぎながら、ザ・カハラならではのエスプリをたっぷりと効かせたメニューの数々を楽しめます。 |
 新鮮なシーフードがたっぷり盛り付けられた「シーフード・カクテル」($22) |
●見た目にも美しく工夫をこらした前菜! 「プルメリア・ビーチ・ハウス」は、キッズ・フレンドリーなレストランを提唱しており家族連れを歓迎しています。メニューには、家族皆で楽しめるように、ハンバーガーやサンドウィッチ、前菜やサラダなど、カジュアルなものが多数用意されていますが、どれもが季節の素材をふんだんに使い、繊細な技で調理されたものばかり。豪華な盛り付けは目にも鮮やかで、ザ・カハラならではのワンランク上のこだわりが感じられます。前菜のおすすめは、「シーフード・カクテル」($22)。氷を敷き詰めたボウルのなかに、新鮮なブラック・タイガー・シュリンプ、ズワイガニ、タラバガニが立体的に盛り付けられ、完熟トマトとマンゴーのカクテル・ソースと共にいただきます。軽くボイルされたシーフードと甘酸っぱいカクテル・ソースのコンビネーションはさっぱりと爽やかで、気温の高いハワイにピッタリ。 |
 ビーチの前でのんびりリラックスしながらお食事ができる! |
●サラダを焼くことで独特の食感に! サラダのおすすめはベイクド・シーザー・サラダ($19)。なんと、シーザー・サラダの表面がさっとあぶってあり、軽く焦げ目が付いているのです。サラダを焼いてあるとは不思議なのですが、さっと表面をあぶることで、チーズがさらに香ばしくなり、レタスが少ししんなりと独特の食感にかわり、渾然一体とした美味しさを醸し出しています。サラダには、海老のグリルが多数入っており、マカデミア・ナッツ入りのペスト(バジル・ソース)がアクセントを添えています。ボリュームたっぷりのベイクド・シーザー・サラダは量もタップリで大満足の一品と言えるでしょう。
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 一番人気のメニュー、「カハラ・バーガー」($18) |
●見た目にも美しく工夫をこらしたアラカルト料理の数々 このレストランで一番の人気を誇るのが、「ザ・カハラ・バーガー」($18)。アメリカ料理の代表選手とでも言うべきハンバーガーですが、「ザ・カハラ・バーガー」はただのハンバーガーとはひと味もふた味も違います。黒毛牛のひき肉を使ったハンバーグ・ステーキはどっしりと厚く、とてもジューシー。カイザー・ロール(皇帝の冠を使ったといわれる丸型パン)に、そのハンバーグ・ステーキと目玉焼き、ホワイト・チェダー・チーズ、ワカモレ(アボカド・ディップ)、ベーコン、たまねぎがはさんであり、たっぷりのフライド・ポテトが添えてあるという豪華版のバーガーです。選び抜かれた素材で作られるザ・カハラ・バーガーは、ボリュームもたっぷり。他の主菜では、「本日のお魚、香港スタイル」($28)がおすすめ。その日獲れた新鮮な魚が様々な香草や中国野菜とともに蒸し焼きにされ、ご飯と一緒に出てきます。魚と野菜、中華風醤油ベースのソースが素晴らしい味のハーモニーを奏でています。洋食が苦手な方や、ご飯をしっかり食べたい方にも好評だそうです。 |
 「カハラ・ブラウニー・サンデー」($8)はナッツの風味がアクセント! |
●カリスマ女性パティシエが創り出す繊細なデザート 「プルメリア・ビーチ・ハウス」の自慢の一つはデザート。ハワイ出身のカリスマ女性パティシエ、リー・アン・セトさんが就任してからというものの、甘さ控えめのデリケートなデザートが続々と登場し人気を得ています。ザ・カハラのパティシエに就任する前は、シンガポールの一流ホテルで腕を奮っていただけあって、そこはかとなくアジアの繊細が感じられるセトさんのデザートは、お食事を締めくくるのにふさわしい美味しさ! 各種デザートの中で最も人気があるのは、「カハラ・ブラウニー・サンデー」($8)。アメリカ人に好まれるブラウニーですが、セトさんの手に掛かると、ひと味もふた味も違う繊細なものに変身します。ナッツたっぷりの温かいブラウニーにはアイスクリームと生クリーム、マカデミア・ナッツ、フレッシュなフルーツが添えられています。甘いデザートが苦手な方には、「マンゴー・パイ」($7)がおすすめ。 焼きたてでサクサクのパイ生地の中には甘酸っぱいマンゴーが入っており、上にはマカダミア・ナッツのアイスクリームが乗っています。見た目よりもずっと甘さ控えめのパイはあっさりと食べやすく、口いっぱいにマンゴーの爽やかな風味が広がります。
カジュアルで開放的な雰囲気ながら、珠玉のリゾート「ザ・カハラ」ならではの品格とスタッフの丁寧かつフレンドリーなサービスが心地良い「プルメリア・ビーチ・ハウス」では、特別なひとときが過ごせるでしょう。 |
(2007年9月取材)
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住所: |
5000 Kahala Ave., Honolulu, HI 96816 ザ・カハラ・ホテル&リゾート内 |
駐車場: |
ザ・カハラのパーキング(バレーまたはバリデートあり) |
電話番号: |
(808)739-8760 |
営業時間: |
朝食 / 6:30-11:30(アラカルト)、6:30-11:00(ビュッフェ) ※日曜日のビュッフェは10:30まで。 昼食/アラカルト:午前11:30〜14:00(アラカルト)。 夕食/17:30〜22:00(アラカルト) 、17:00〜21:00(ビュッフェ) |
予約: |
事前に予約をしていくことをお勧め |
休業日: |
年中無休 |
1人分の予算 |
ランチ$20〜、ディナー$30〜、(チップの平均は合計金額の15%〜25%) |
お店の雰囲気 |
カジュアル |
こんな場合もOK |
赤ちゃん&小さな子供OK |
日本語メニュー |
あり |
ホテルページ: |
https://www.hawaii-arukikata.com/adv/kahalaresort.html |
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