ハワイのホテル、グルメ、ショッピング、オプショナルツアーなどの旅行情報 ホノルルから「ハワイ観光に役立つ最新情報」を毎日更新

ハワイ歩き方事務局
人気連載「チップ攻略法」

その2 レストラン編

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年09月07日

ハワイの歴史、気候、地理などを扱った「知識編」と、旅行者にとっての必須トピックを扱った「実践編」に分けてお届けする「ハワイの基礎知識」。取り上げて欲しい内容がありましたら、編集部宛にドシドシお寄せください。

ハワイの基礎知識 チップ攻略法 1  レストラン編

レストランでチップを払うには?

アメリカの常識


楽しいプランが一杯のハワイ旅行中、色々なところで受けたサービスに対してチップを払う、という状況に遭遇することがあるはず。日本人にとって馴染みのない「チップ」ですが、アメリカでは重要な社会習慣です。ハワイ滞在中に気持ちよく過ごすためにも、チップについて知ることはとても大切。今回は、おそらく誰もが一度は経験するレストランでのチップについて考えてみましょう。

ナビゲーターは、ハワイの銀行のマネージャーを務める傍ら、大学でも経済学を教えているビル・アカミネさんと、ビルさんの奥様でハワイ州政府で統計の仕事をしている奈緒美さん。奈緒美さんは日本出身、ハワイ大学大学院在学中に、「ヤング・オキナワンズ・オブ・ハワイ(ハワイの沖縄系青年クラブ)」と呼ばれるボランティア・グループでビルさんと知り合い、2004年に結婚しました。ローカルのビジネスマン代表のビルさんと日本出身の奈緒美さんに、日米の文化の違いを交えつつ、読者の方から寄せられたチップに関する質問に答えていただきましょう!

編集部:「ビルさん、奈緒美さん、どうぞよろしくお願いしま?す!」

ビル&奈緒美:「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします」

チップって払わないとどうなるの?
読者からの質問?:「ビル先生、チップっていったい何ですか? 必ず払わないといけないのかな?」

エチケット

ビル先生の解説
ビル:「チップというのは、受けたサービスに対して支払う、請求書とは別途の金額のことで、アメリカの社会習慣の一部なんだ。例えば、レストランに入ると、伝票に付けられている金額のうちの15-20%くらいをチップとしてテーブルに置くのがエチケットなんだよ」

編集部:「日本では旅館などで『心付け』といって、お世話になった方に別途にお金を渡したりすることもありますね。でも、渡さない場合もありますけどね。これって、チップとは違うんでしょうか?」

ビル:「うーん、ちょっとニュアンスが違うかな~。アメリカのレストランで働く人々の賃金は、チップを貰えることを前提にとても低く設定されているんだ。チップ収入を含めてやっと他の職業の人々と同等のお給料になるので、チップが貰えないと死活問題になるんだよね。レストランなんかで働く人がアメリカで税金を払うとき、チップ収入を申告する欄があるんだよ。レストランで働いているのにチップ申告がなかったり、あまりに少ないと国税局(IRS)からチェックが入るというわけ。また、チップ収入を見越して、ウィズホールド(源泉徴収課税)といって基本給は納税分としてほとんど持っていかれる場合が多いんだよ。だから、チップが手取り収入という人も少なくないんだよ」

編集部:「私もハワイに住んでいても、チップが課税対象だとは知りませんでした」

ビル:「チッチッチッチ(人差し指を振りつつ)、これ、アメリカ社会の常識だよ。チップとは、サービス業で働く人々にとっては、生活を大きく左右するもの。絶対、忘れないようにしたいね」


チップとは、ずばりアメリカの文化です
読者からの質問?:「この間、ワイキキの某レストランに行ったとき、お食事が出てくるのがとても遅かったんです。私たちより後に入ったアメリカ人お客さんのところにはすぐ出てきたのに… しばらくは我慢してやっと食事が出てきたんだけど、サービスが悪いのでチップは1セントにしました。これで良かったんですよね?」

アメリカの常識は?

ビル先生の解説
ビル&奈緒美:「オー・ノーッ! 1セントを置く人が本当にいるなんて…」

編集部:「そうですね。アメリカ人で1セントだけテーブルに置く人って見たことがありませんね。でも日本の各ガイドブックには、サービスが気に入らない場合1セントだけを置けって書いてあるんですよ」

ビル:「そうなんだ…(ため息)。それは、いきなり見知らぬ人にパンチを食らわすようなものなんだよ。僕はこれは一種の都市伝説だと思ってたよ。だって、アメリカでそんなことをしたら自分の人間性を疑われちゃうよ。僕たちの場合、サービスが気に入らない場合は、必ず担当のウェイターかマネージャーに説明を求めるね。トラブルの原因は色々と考えられるでしょ? 食事が出てくるのが遅い場合、必ずしもウェイターの責任とはいえないよね。シェフの責任かもしれないし、他のテーブルに料理が早く出されたとしても、自分が頼んだものは元々時間のかかる料理だったのかもしれない。不満の理由を伝えずに、1セントだけ置いて出るのは失礼だね」

奈緒美:「そうね。もしとてもお腹が空いていたり、食後に映画に行く予定があるときなど、私たちはあらかじめ早くできる料理はどれか尋ねるわ。そうすると、スタッフの人も気を配ってくれるし、スムーズに事が運ぶんじゃないかしら? あと、席を担当してくれる人が挨拶したら、少なくとも目を合わせてにっこり微笑むとずいぶんと印象が良くなりますよ。日本だと見知らぬ人に微笑むことはあまりないけど、アメリカではコミュニケーションが重要視されるのよね」

編集部:「そうか?、郷に入ったら郷に従えということですね」


伝票に勝手にチップが含まれている?
読者からの質問?:「レストランで、伝票に勝手にチップが書き込まれてたんです。ビル先生、これってどうなんですか!」

ビル先生の解説

伝票とチップの関係は?

ビル:「僕は経験したことないけど、ワイキキなどのレストランではチップを払い忘れる人が多いから、自衛策として最初から15-20%くらいのチップを伝票に含めることもあるんだよね。まあ、計算する必要はないから便利といえば便利かもしれないね。この場合気をつけなければならないのはチップの2重払い。伝票に含まれている場合は、テーブルにチップを置く必要はないのだから確認は忘れないようにね」

奈緒美:「あと、大人数のグループでお店を訪ねるときは、チップを加算するようにしているお店もあるから、まずちゃんと伝票をチェックすることが必要よね。チップは”Gratuity”と書いてあることが多いので良く見てみてね」


ハワイの相場ってどのくらい?
読者からの質問?:「チップの相場がわからないんだけど、ハワイの人たちっていったいどれくらい払ってるの?」

ビル先生の解説

チップはTPOによって決めよう

ビル:「まず、僕たちの場合はレストランの格でチップの相場を決めるんだ。B級グルメのようなカジュアルなレストランだと、ランチでもディナーでも15%?20%。逆にアラン・ウォンズやホクズなどの高級なレストランでは、20%以上は必ず払うね。高級レストランでは、単価が高いことももちろんだし、ウェイターの人たちは何年も訓練を積んでいてプロ意識が高いんだ。そういう所で13%などの低いチップを払うと、ウェイターは自分に何か落ち度があったのかと悩んでしまうよ」

奈緒美:「あと、席を替えてもらったり、お誕生日のケーキを出してもらったりと、特別のサービスを受けた場合は数ドル上乗せしたりと、少しチップを多めにするようにしています」

編集部:「ビュッフェの場合はどうですか?」

奈緒美:「ビュッフェだって、私たちが食べたお皿を片付けたり、お水を注いでくれる人がいるでしょう? サービスに対するチップということで必ず15%は払ってるわ」

ビル:「カウンターだけのラーメン屋だって同じ。食べ物を運んでくれたり、お水を注いだり、食器を片付けたりのサービスが発生する場合、チップは必ず必要だよ!」


ハワイでバーやクラブに行きたいんだけど…
読者からの質問?:「ハワイではバーやクラブに行ってみたいんだけど、チップはどうしたらいいの?」

チップの端数は切り上げ

ビル先生の解説
ビル:「バーやクラブで、キャッシュ・オン・デリバリーと言って、飲み物を運んでもらうたびに清算する場合は、1杯の飲み物に対して$1。たとえ$3のビールを頼んだときも絶対$1は払います。小銭でチップを払うのはちょっと格好悪いな。端数が出た場合は切り上げるほうがスマートだと思うよ」

奈緒美:「タブと言って、飲み物を頼むたびに伝票に記録してもらう場合は、最後に全体の額の15-20%を払うわね」


ガイドブックは正しいの?
読者からの質問?:「ガイドブックにはチップの相場が10%?15%って載っているんだけど…」

チップの最新情報

ビル先生の解説
2人:「えーっ(のけぞりつつ)! それはかなり古い情報じゃないかな。特にハワイで高級レストランに行く場合は、それだと少なすぎるように思うな」

編集部:「たまにアップデートされていない情報もあるから、難しいんですよね。気をつけないといけないですね」


ビル先生のワンポイント英会話
ビル:「最後に知っておくと役に立つ英会話を教えるね。スマートにチップを払って、気持ち良く滞在できればいいね!」

●チップは含まれていますか?
“Is the tip included?” 
(イズ ザ ティップ インクルーデッド?)
●チップの含まれていない伝票をください
“Please bring the bill without including the tip.”
(プリーズ ブリング ザ ビル ウィズアウト インクルーディング ザ ティップ?)
●(チップ用の$1札がなくて$20札を両替したい場合) 両替してもらえますか?
“May I have change?”
(メイ アイ ハブ チェンジ?)
●($1が欲しい場合) $1に両替してもらえますか?
“May I have ones?”
(メイ アイ ハブ ワンズ?)

(2007年9月)

 

この記事が属するカテゴリー: ハワイ滞在ガイド, 基礎知識, 銀行・クレジット
関連キーワード: チップ,


私たちをフォローしてください!
@hawaiiarukikataをフォロー

8 responses to その2 レストラン編

  1. そうですね、一般的にはアメリカのレストランでは請求金額にチップを加えるのが通常です。でもサービスが悪ければ納得できない気持ちもわかります。

  2. ファミレスでテイクアウトの時に、ウェイトレスがチップ要求してきた。なんのサービスもしてもらってない。一応13%くらいは払ったけどあれはちょっと納得してない。

  3. そんなに習慣ならばチップ制度の無い日本に訪日した際、意思を貫け!
    これでは公表されているGDP以上に格差があるな!

    ただでさえ、先進国の中でで最も給料が低いのに!

  4. は?
    良い席に案内されたければ金払えってことか。
    サービスは日本に及ばず。
    それでチップもらおうなど(笑)

  5. 確かに気持ち悪い!!!!!!!!!!!
    しかも面倒くさい。料金込みにしておけよ。わかりづらい!!!!!!!!!!

  6. なに、この人たち。
    日本人をだましてチップ巻き上げようとしている現地人の手先?

    10%でも全然OKでしょ。
    ハワイの大雑把な接客に20%もチップ払う価値はない。

  7. ハワイへ行くと必ず訪れるレストランがあります。
    ホテルのメインダイニングで、テーブルによっては海に沈む夕日を見ながら最高のディナーが楽しめます。
    ですが、ただ案内されるのを待っていると普通の席で普通のディナーを食べることに。
    そこでテーブルに案内されるとき”Can I Have a nice table ?”と言いながらチップ(額は10か20ドル)を渡します。
    今まで最高の席に案内されたことが2回、まずまずの席が1回です。

  8. これってかなり偏った意見ですよね
    なんか気持ちが悪いです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*