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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ソーシャル・セキュリティー番号と信用履歴の作り方」

ソーシャル・セキュリティー番号と信用履歴の作り方 1

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年10月18日

このコーナーでは、現地在住の「ハワイの歩き方」編集部が集めたハワイ暮らしに役立つ情報をご紹介します。ハワイでの滞在や生活に、もちろん旅行者にも役立つ情報が満載です。

ソーシャル・セキュリティー番号と信用履歴の作り方 1

海の見える家に住みたい
ハワイに住むということは、アメリカに住むということ。アメリカの社会保障番号が必要になります

アメリカで住むのに必要な「番号」って?
日本人が多く住むハワイですが、ここはアメリカ。アメリカに移住すると、日本では考えもしなかった問題に直面することが度々あります。社会のシステムが違うと知らないことや新しいことだらけで、理不尽に思えることもありますが、度胸を決めて対処すると割とすんなり対応できるものです。困ったことがあっても、パニックを起こさず冷静に対処しましょう。

今回は、アメリカ移住する成人が避けては通れない「ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(社会保障番号)」について説明します。日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、これは社会保障番号という9桁の番号(xxx−xx−xxxx)でアメリカの住基ネット番号のようなものです。アメリカ政府はこの番号で市民の税金や年金などを管理しています。一人にひとつしかない固有の番号なので、いろいろなところで身分証明としても使われています。以前は非移民ビザ保持者でも簡単に取得できたのですが、現在はアメリカ国民、永住権保持者、就労ビザ保持者のみに与えられています。要するにアメリカで合法的に働く許可がある人のみがもらえる番号ということです。

オアフ島の住宅街
ソーシャル・セキュリティー(社会保障)のカードはこんな感じです

 社会保障番号と信用履歴の深い関係とは?
アメリカでは主にこんなときにソーシャル・セキュリティ番号(SSN)を聞かれます。
(A). 税金手続き、年金手続き
(B). 住む場所を借りるとき、クレジットカードを作るとき、携帯電話のサービスに申し込むとき

(A)の最初の2つは政府関係の手続きで、ソーシャル・セキュリティ番号が正規に使われるシチュエーションですが、次の3つ(B)は番号が派生的に身分証明として使われている例です。なぜこういった場面でソーシャル・セキュリティ番号が聞かれるかというと、これは個人の信用照会をする際の個人特定番号としてこの番号が使われているからなのです。クレジット・ビューローと呼ばれる信用情報機関が作る個人の信用情報はソーシャル・セキュリティ番号を使って管理されています。そしてその情報をもとに、クレジットカードなどを申し込んだ人物がサービスを受けるに適当かが判断されるのです。

よく見ると、(B)のサービスがいわゆる掛売りのような、または信用をもととした性質があることが分かりますね。クレジットカード会社や携帯会社は購入後や使用後に支払いをしてもらう必要があります。大家さんは大切な家屋を他人に預けるなどリスクを背負っているため、お金や家屋を貸す人物が信用に値するかどうか判断する材料が必要なのです。その材料はソーシャル・セキュリティ番号を使ってクレジット・ビューローに照会して得ることができ、クレジット・ヒストリー(信用履歴)と呼ばれます。簡単にいうと、たとえば大家さんが「大事な家を貸すんだけど、この人は家賃をちゃんと払ってくれる経済的にしっかりした人かしら?」というような質問をクレジット・ビューローにして、ビューローは「この人は大丈夫だと思うよ」又は「うーん、この人はあんまり信用できないかも」という答えを返します(実際はスコアが返されるだけですが)。その答えによって大家さんはその人に貸すかどうか決めることができるのです。

ハワイ大学の掲示板
アメリカで生活するには、クレジット・ヒストリーを積み上げることが大切

アメリカ生活に欠かせない、クレジット・ヒストリーとは?
「仕組みは分かった。じゃあ、ソーシャル・セキュリティ番号さえあれば何の問題もないんでしょ」と思ったら大間違い。番号取得はスタートラインに立っただけで、これからが本番なのです。それには上記のクレジット・ヒストリーが関係します。ソーシャル・セキュリティ番号を取得してすぐに、例えばクレジットカードの申請をするとほぼ間違いなくお断りの手紙が届きます。なぜかというと、アメリカでのクレジット・ヒストリーがないからです。「クレジット・ヒストリー」とは何かというと、その人物の支払いの歴史とでもいいましょうか、ローンやクレジットカード、公共料金などの支払いをどれだけきちんとしているかの記録で、信用度合いがスコア化されています。クレジット・ヒストリーのスコアは各種支払いが何回か滞ったり、クレジットカードで限度額以上を使ったりすると下がります。またクレジット・ビューローに対して短期間に照会を何回もするとそれも記録に残り、クレジットカードを何枚も作ってお金をたくさん借りる、または手元にお金がないのではないか、という印象を与えるのでスコアが下がってしまいます。そしてスコアが下がると信用に値しない人物と判断され、クレジットカードや携帯、賃貸の契約がそう簡単にできない結果となります。またソーシャル・セキュリティ番号を取得しただけで支払いの記録が何もないと、信用判断する材料がないということで断わられてしまいます。

ハワイでの暮らし
車のローンを払うのが、アメリカでクレジット・ヒストリーを積み上げる一番手っ取り早い方法です

クレジット・ヒストリーを構築するには?
「ソーシャル・セキュリティ番号をもらってすぐはクレジット・ヒストリーがないのは分かった。ではどう作ればいいのか?」と悩む人は多いと思います。卵が先か鶏が先か、のような問題ですから。その突破口としてクレジット・ヒストリーを築き上げるには、車のローンを組むかアメリカ国内発行のカードを使うことが一般的です。クレジット・ヒストリー構築に一番手っ取り早いのが、車のローンです。車をもともと買うつもりでいた人は、現金で買えるお金があっても、ローンを組みましょう。クレジット・ヒストリーがないので利率はもちろん高くなってしまいますが、ここは我慢。辛抱強く払い続けると、そのうちクレジットカード会社から「カードを作りませんか」というダイレクトメールが来るようになるので(たいてい1−2年後、ダイレクトメールがあまり早く来るようだと、違うルートからの情報でダイレクトメールが届けられている可能性が高いので無視したほうが得策。その時点で申し込むとクレジットがないのに照会してスコアを下げかねません) それに申し込みカードが届いた時点でクレジット・ヒストリーができたということです。そうしたら車のローンはすぐ完済してしまえば利子のロスが少なくて済みます。

(2007年10月取材)

この記事が属するカテゴリー: 暮らし, 銀行・クレジット
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