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ハワイ歩き方事務局
人気連載「第20回 ハワイモニター旅行当選者1」

当選者 神奈川県 伊勢谷様 仲良し嫁姑の夫抜きハワイ旅行! その4

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2008年12月27日

第19回ハワイモニター旅行当選者 神奈川県 伊勢谷さん

マウナケア山頂で見たサンセット、そのスケールの大きさに大感動(滞在3日目)

眩しい日差しで起きるとすぐに体の異変に気が付きました。昨日の乗馬で全身筋肉痛! 普段の運動不足に加え初めての乗馬体験、ダイエットに効くのも納得です。本日のは午後からの予定でしたので、午前中は朝食を取らずマウナ・ラニ・リゾート内の散策をする事にしました。施設内は幾つかのホテル・コンドミニアムが立ち並んでいますが、どの施設も共通に行き来し又利用する事が可能ですが、敷地内が広いので車に乗って移動しました。

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ハワイ島、マウナ・ラニ・リゾート

車の屋根をオープンにし出発。ここで必ず立ち寄って欲しいのは「フェアモント・オーキッド・ハワイ」と「マウナ・ラニ・ベイ・ホテル」前にずっと続くプライベートビーチ。そもそも溶岩で埋め尽くされている海岸に白い砂や珊瑚を人工的に持ってきているのでしょうか?とても手入れされていて小さな入り江があるので、子供のいる家族が楽しく過ごしていました。幾つもサンシートがあるので、ゆっくりと過ごすのもお勧め。ホテルプールにはそれぞれ小さいバーやレストランがあるので、水着のまま利用出来るのも良いですね。私たちは今回水着を持参しませんでしたが、もっとゆっくり滞在出来るのなら…必ず持って行きます。今回私たちはコンドミニアムだったのでレストランは利用しませんでしたが、各ホテル共にレストランも充実しており、朝から優雅にブランチもまたおすすめです。リゾート内にはその他テニスコートやフィットネスクラブ、海岸沿いにある遊歩道でのマラソンそしてなんといっても美しいゴルフコースと、長く滞在していても飽きる事はないでしょう。全てにセキュリティーが行き届いており、何人かのスタッフが必ず常駐しているのも安心です。ここ(ハワイ島)にきて思うのですが、どこに行ってもスタッフが陽気に声をかけてくれるのがとても嬉しく、気持ちがよいです。レンタカー会社のスタッフもそうでしたが、リゾート内で迷うと必ずスタッフが声をかけてくれ親切に教えてくれます。ここの陽気がそうさせるのか…日本で笑顔で声掛けを忘れかけていた私に一つの教訓でした。お昼近くになり部屋に戻り軽めのブランチ。コンドミニアムは部屋に戻るというより「家」に戻るという私たちにはリラックスする場所となっていました。

 

本日のメインイベント、「マウナ・ケア山頂&星空観測ツアー」

ハワイ島

日差しも良く一段と見晴らしが良いテラスにて食事をし、本日のメインイベントに向けて準備して出発。マウナ・ラニ・ポイントのゲートまで歩いて移動しました。今回午後から参加予定のツアーは私のたっての希望だった「マウナ・ケア山頂&星空観測ツアー」。こちらも出発前にパソコンにてAlan1.netのサイトにて日本語予約の可能な現地ツアー会社太公望のお勧めプランを予約しました。私は幼い頃から星を見るのが好きで、見晴らしの良い場所へ行くと夜空を見上げていました。4年前に訪れたホノルルの夜空が素晴らしいのを覚えていたのですが、自然に満ちたハワイ島ではもっと素晴らしい星を見ることが出来ると知った時、チャンスがあれば是非に! と思っていました。

ツアーの迎えは午後1時過ぎ、ガイドの方からツアーに参加するにあたり注意事項が幾つかあったので、それぞれの説明を受け迎えの車に乗り込みました。注意事項というのは今回4200Mもの高いマウナ・ケア山頂に行く為、高山病になる恐れがあり又、それを予防する方法の説明を受けました。富士山でも3776Mなのですから、それ以上の高い所はめったに経験出来ません。高山病とはいかなるものか…の予備知識を入れてから出発です。ベテランガイドさんの運転により車中ツアー概要と星座の説明ハワイの歴史に至るまで臭しく、又分かりやすく説明して頂き特にこれから見えるであろう星座の話はなかなか日本では見る事の出来ない星の話なので興味深く聞き入りました。

 

神秘的! 地球の誕生を思わせる光景が続く

マウナ・ケア山頂&星空観測ツアー

標高が高くなるにつれ体を慣らす為に途中何度か停車。その中でも黒々と広がる溶岩大地へ立ち寄った時の感動! これはハワイ島ならではの体験の一つではないでしょうか? たった今冷え固まった様の溶岩は少しアスファルトに似た感触で、それが何キロも繋がったここは大地(地球)の誕生を思わせる風景です。さらに車は進み、休憩地である「オニヅカ・ビジター・センター」へ到着します。センター名はコナ出身で1986年スペースシャトル「チャレンジャー号」の事故で亡くなったオニヅカ大佐を記念して名付けられた施設です。標高2800Mにもなるとハワイ島を眼下にだんだんと高山病の兆しが体に出てきます。私は軽い耳鳴りで義母は軽い疲労感。時刻は3時でしたが、ここで早い夕食(コナで作られたオリジナル弁当とインスタントの味噌汁)を取りました。このツアーの注意点の一つにゴミは必ず持ち帰る事。小さなゴミも全て管理されており神聖な場所を汚さない注意を怠りません。ここには小さな売店とミュージアムがあり売店には宇宙食や星図も売っており、私は日本語版の星図($8)を購入しました。トイレでこれから山頂に向けての防寒の為に着替え出発です。ここから先は山入許可書が必要とされる神聖な場所。今までは舗装された道を走っていましたが、これからは砂利道が永遠に続きます。砂利道といってもかなりな坂道なので四駆でなければ無理なので、個人的にレンタカーで向かうのは絶対無理でしょう。草木も無くなり雲も眼下に、この風景なんだか惑星?に来たかのような感じで進む車中私たちの体にもますます異変が出てきて、2人共に軽い耳鳴りに加え物凄い眠気が襲って来ました。後から聞いた話では標高が高くなるにつれて酸素濃度も薄くなるので眠気が起こるのだそうです。トイレ施設もないので、このコースに参加するには体調管理が必要です。少しずつ水を飲み症状を和らげ車窓へ目をやると幾つかの天体望遠鏡が見え始め、いよいよ山頂です。一段と大きい望遠鏡はハワイ島マウナ・ケア山頂に建設された日本の望遠鏡「すばる国立天文台」で世界最大の主鏡を使った反射望遠鏡。ここまで来ると寒さも厳しく配られた防寒用ジャケットと手袋なしにはいられません。そして4200Mの頂上でのサンセット。これはもうどこのサンセットにも比べ物にならない美しさでしょう! 眼下に広がる雲と太陽の光のコントラスト、そしてこのスケールの大きさといったら、全身鳥肌で感激のあまり涙が止まりませんでした。空の色が少しずつ変化する度に見せる美しいシーン。何度も何度も写真を撮り、日が沈むまで感動していました。

見えた 見えました〜、アンドロメダ銀河

ハワイ島、星空観測

そして日が暮れ、いよいよ星空観測です。月が出る前(月が出ると月の明るさで星が見えないため)午後6時、あたりはすっかり暗くなり星空観測ポイントの「オニズカ・ビジター・センター」の少し下った所へ。目を暗闇に慣れる為少し車内で休憩後、一人ずつ渡される双眼鏡を手に外へと向かいます。真っ暗やみの中、説明受ける為にひと固まりになり上を見上げると…!!! 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!」これは心の叫びで実際には声が出ません! 物凄い量の星達! 空に広がる大小星の量は圧巻です。これです私の求めていた星空は! ガイドさんからレーザーポインターを使っての説明で、これが分かりやすく参加者全員から非常に好評のようでした。この日は特に天候が良いため一段と星が綺麗に見え、なんと肉眼(双眼鏡無し、コンタクト着用の視力0.8の目)でアンドロメダ銀河が見えたのです! これにはガイドさん含めその場にいた人誰もが歓喜の声。銀河ですよ?! はっきり見えたのには驚きました。数々の星から出来る天の川、軌道の説明により、より詳しく星図が頭に描かれます。双眼鏡で惑星を捉える事も出来、こんなにも美しいものかとため息さえ出ます。大きな天体望遠鏡を用意して頂き、惑星の木星と金星そして先ほどのアンドロメダ銀河を観察。こちらも双眼鏡では見えないそれぞれ詳しい特徴が分かる事ができます。どの位の時間いたでしょうか? 時が暫く止まっていた気がする私にはこの出来事が夢幻の様も思えました。時間になり一路ホテルへ向かう車中、私は脳裏に焼き付けたサンセットと星空の美しさに感情が高ぶりなんともいえない気持ちになりました。

 

4年前の感動再び… 私は世界一の幸せ者

ハワイ島

最初に記載させて頂きましたが、ハワイは私の人生転機の場所の一つ。実は4年前の今日この日にハワイ・ホノルルで主人からプロポーズを受けました。当初付き合っている頃はお互い仕事の都合上なかなか会うことが出来ず、1ヶ月振りに会う機会にゆっくり旅行する目的で訪れたハワイでしたが、美しい星が見えるシェラトン・モアナ・サーフライダーホテルのテラスで思いがけないプロポーズ。私は嬉しくて今でもその時の気持ちを忘れずにはいません。偶然にも日付が重なり、その主人の母親とこうして楽しく旅行出来る私は最高の幸せ者でしょう。あの時に見た星が今日輝いていた星の一つだったのでは? そう思うと自然に主人の顔が浮かびました。

ホテル部屋へ「ただ今戻りました」。義母とは感動のあまり口数が減りツアー中あまり会話が出来なかったので、お茶をしながら1日を振り返りお互いの感想を話し逢いました。ここへ来てまだ3日しか経っていませんが、心が張り裂けんばかりの感動をした事に ハワイ島へ感謝し、就寝する事にしました。早くも旅行の折り返し地点で明日はマウイ島へ移動です。それぞれ荷物整理をし就寝しました。

 

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