Tourism authority commissions studies to attract LGBT travelers to Hawaii
■ 日本からのLGBT旅行者は6%
ハワイツーリズムオーソリティ(以下HTA)が、アメリカ本土、カナダ、中国、オーストラリアなどからのLGBT(性的少数者)旅行者を対象に4種類の調査を行いました。このアンケートは、サンフランシスコのLGBT消費者リサーチ会社Community Marketing & Insightsによるものです。
HTAの旅行者調査のディレクターによると、ハワイ観光のターゲットは、ロマンス、ビジネス、アクティビティ、家族で楽しめる旅だそうです。
今回の調査によると、ジェネレーションX世代(1960年~70年生まれ)とミレニアル世代(1980年代半ばから2003年生まれ)、特にアジア諸国からのLGBT旅行者は今後上昇する可能性が非常に高いが、彼らは都会を好む傾向があるとのことです。
LGBT新世代にとってハワイは行きたい旅行先に入っていないばかりでなく、LGBTベビーブーム世代(団塊世代)ほどハワイについて知らないので、まずハワイについて知ってもらう事がLGBT新世代へのアピールに繋がるだろう、とHTAは言っています。
また、LGBT旅行者はLGBTアイランドクルーズやアウトドアアドベンチャーなどのイベントで訪れる傾向が高く、ディナークルーズ、カタマランクルーズ、ルアウ、ツアーやハイキングにはあまり興味を示さないが、ナイトクラブやハワイのLGBTコミュニティ関連のパーティ出張サービスを利用することが多いとのことです。
この市場調査によると、日本とカナダからのLGBT旅行者は6%、合衆国西海岸からは7%、東海岸からは9%です。アメリカ本土でこのアンケートに答えた人のうち、70%がハワイはLGBTフレンドリーな観光地だと答えており、27%が2年内にハワイ旅行をしたいとこたえています。カナダでは半数がハワイはLGBTフレンドリーだと答えています。
(Pacific Business News より)
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