次世代リーダーを育成する、「ザ・チェンジ・アカデミー」大成功！

Lōkahi Foundation Offers Summer School for Future Global Leaders

■日本とハワイの高校生たちが合宿しながら学ぶ画期的な体験型教育プログラム

終了式で力強くオリを唱える生徒たち

国際的に活躍できる次世代リーダーの育成を目標として、ハワイで設立された非営利教育団体、「Lōkahi Foundation(ローカヒ･ファウンデーション)」が主催する体験型教育プログラム「ザ･チェンジ･アカデミー（以下TCA)」が、今年も大成功のうちに終了しました。TCAは、日本とハワイの高校生たちが、一緒に15日間を過ごしながら、様々な体験を経て次世代に繋がるリーダーシップを学ぶという、新しいスタイルのサマースクールです。

TCAは、オアフ島、カウアイ島、ハワイ島を訪問し、文化人類学、ハワイ研究学、社会学、農業と職の安全、アントレプレナーシップ（起業家精神）やリーダーシップなどに関する講義やワークショップを通じて、異文化理解を促進し、国際的に通用する人材を育成。このプログラムで得た「気付き」をもとに、それぞれのコミュニティに貢献し、それぞれの場所から「チェンジ(変革)」をもたらそうというもので、ありきたりの留学ではなく、参加者たちの「人間形成」という部分に重きがおかれているのです。

今年のTCAは、昨年に続き第2回目となります。7月19日(土)～8月3日(木)にかけて行われ、全部で17名の高校生たちが参加しました。まずはカウアイ島からスタート。キャンプやハイキングをしながら自然や植物について学び、ホームステイや盆ダンスにも参加、ハワイ文化を尊重しながらも各民族の文化を大切にするという、多文化社会ハワイならではの地域のありようを学びました。

続いてオアフ島に移動し、カピオラニ短大でハワイ文化を学んだり、キャンプアードマンで、グループ活動を通じて、実践的な思考法やパラダイムシフトについて学びました。またオーガニックファームや、アウラニ･ディズニー･リゾート＆スパを訪ね、ハワイのブリッジクラブの若者たちと交流しました。さらに、ハワイアンの聖地であるクーカニロコを訪ねたり、パールハーバーを訪問し歴史を学びました。続いてハワイ島を訪れたあと、再びオアフへ。ポリネシア航海協会を訪問し、8月1日にはカピオラニ短大で終了式が行われました。

8月1日(土)には、終了式が行われ、各参加者たちがTCAを通じて学んだ事を、それぞれ発表しました。1人90秒ずつという短い時間でしたが、生徒たちはそれぞれ、TCAに参加したことで自分がどう変わったか、学んだ事を故郷活性化のためにどう活用するかとなどと力強く語り、新たな体験を通じて大きく成長した高校生たちの様子に、会場からは力強い拍手が鳴り響きました。