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キョーコ

火山活動続くハワイ島でマグニチュード5.5の地震

投稿者: キョーコ 更新日:2018年06月05日

Volcanoes National Park’s most important facility damaged by quake

国立火山公園内ジャガー博物館展望デッキに亀裂

【ハワイ時間2018年6月04日17時更新】

ホノルルスターアドバタイザー紙の報道によりますと、火山活動が続くハワイ島キラウエア火山で、6月3日(日)午後3時50分にマグネチュード5.5の地震が発生しました。

この地震により、ハワイ島でもっとも人気の観光スポットでもあるハワイ国立火山公園では、ハレマウマウ火口が見渡せるジャガー博物館の展望デッキに亀裂が確認されたと、公園関係者が発表しています。

火山公園は噴火活動の活発化により、園内ほぼ全域で一時閉鎖の措置が取られており、今日現在で閉鎖措置はこれまでで最高の23日間に及んでいます。なお公園関係者によりますと、再開のめどは現段階では立っていないということです。

(Honolulu Star-Advertiserより)

【ハワイ時間2018年5月24日更新】

ハワイ島への旅行の安全性について解説

ハワイ時間の5月25日(金)にハワイ観光局から出されたハワイ島キラウエア火山噴火の最新情報をアップデートします。

米国地質調査所国立公園サービスは、2018年5月23日(ハワイ時間午前11 時)にイエローストーン火山観測所、火山ハザードプログラムの副責任である科学者ウェンディ・ストーボル博士が次のように述べたことを発表しました。

「昨夜パホアで開かれた地域ミーティングに参加した際に大変印象に残ったことは、このような状況下でも人々が通常通り食料品の買い物ができることです。そして、噴出する溶岩によって空が通常とは異なる色に染まり、一部地域で影響を与えているということです。しかしながら、火山噴火によってハワイ島への訪問を取りやめる必要はありません。火山活動による影響は、ハワイ島東端のごく一部の限られた地域のみで起こっている事であり、美しいビーチや余暇を楽しむためにハワイ島を訪れることにはまったく影響はありませんのでご安心ください。レイズと呼ばれる溶岩性煙霧について人々の認識に誤解を呼んでいるようですが、現在発生している煙霧はプウオオ火口噴火時に発生したものと同様であり、噴火当時は特に問題視されておりませんでした。この影響は、非常に局地化されており、発生地近くの地域にのみで見られる現象です。ハワイ島全土や他の地域に流れるものではありません。そのため、こちらを懸念して旅行をキャンセルする必要はありません。」

発表内容の概要は次の通りです。

• ハワイ島へご旅行される皆様は、旅行先を変更する心配はない。
• ハワイ諸島へ離発着するすべてのフライトは通常通り運航されている。
• 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、プナ地区の被害地域を除きハワイ島全域において通常通り営業されている。
• ハワイ島東側の島に位置する東リフトゾーンに沿った遠隔地とキラウエア山頂および周辺地域を除いて、ハワイ諸島へのキラウエア火山の活動による影響はなし。
• 南東部リフトゾーンより約64km 離れたハワイ火山国立公園内に位置するハレマウマウ火口から噴出している火山灰や蒸気は、常時監視されている。これは岩石がクレーターに落ち込み、マグマと地下水の相互作用によって起こる自然現象である。

【ハワイ時間2018年5月22日午前10時30分更新】

キラウエア火山、噴火活動

ハワイ州観光局によりますと、ハワイ島の溶岩流出や新たな亀裂、火山灰など日々の報道を受け、デービッド・イゲ・ハワイ州知事はこのほど、キラウエア火山の状態は注意深い監視のもと、「ハワイ諸島の旅行は安全である」という声明を世界に向けて発信しました。

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イゲ州知事の声明内容は以下の通りです。

●専門家のチーム(科学者、地質学者、気象学者および健康分野各々)が常時監視を行ない、キラウエアの活動をアメリカ合衆国連邦政府、ハワイ州政府および各市郡自治体の緊急対策部門と警察が一丸となって24時間体制でサポートしている。火山の活動を継続的に注意深く調査しており、明確で慎重なアドバイスを提供することで公共の安全と情報開示を図っている。

●現在のような状況下では、現地専門家の報告やアドバイスに従うことが必要である。専門家によると、避難勧告地域外での火山噴火による危険及び、津波の可能性はない。大気の状態も精密に調査され、火山活動が見られる地域内のみ注意が必要。

●最も心配されるのは被害地域の住民である。現行の火山活動に対処し、可能な限り平常どおりの生活を続けられるよう政府各局よりできる限りの支援をする意向である。

●旅行者は、ハワイ島以外のオアフ島、マウイ島モロカイ島ラナイ島、およびカウアイ島では火山活動の影響は皆無であり、通常通り美しいハワイ観光が楽しめるので、旅行の計画は進めても大丈夫である。

●ハワイ州全体を通して通常通りビジネスが営業されている。旅行を避けるべき地域は噴火活動が起きているハワイ島の南部地域のみであり、ヒロ、パホア、コハラコーストなどを含めるハワイ島の地域は全て営業されている。

さらに、ハワイ・ツーリズム・オーソリティのプレジデント&CEO ジョージ・シゲティ氏は以下のことを述べています。

●夏の観光シーズンが始まるにあたり、ハワイ諸島でのキラウエア火山の活動による影響はないため旅行を遅らせる必要はない。

●ハワイへの航空便数は過去最多であり、ハワイの島々が楽しめる宿泊先やアクティビティに関しても豊富な選択肢が揃っている。

キラウエア火山は1983年より活動を続けており、ハワイで最も人気の高い観光名所で、毎年多くの観光客が訪れ自然の驚異に魅了されています。現在ハワイ火山国立公園の大部分が一時的に閉鎖しています。

キラウエア火山の最新情報に関しては下記の各サイトをご参照ください。

ハワイ郡防災情報: http://www.hawaiicounty.gov/active-alerts
ハワイ郡噴火地図: https://goo.gl/i7RbrB
ハワイ火山観測所 /米国地質調査所: https://on.doi.gov/2FEPVBm
火山最新情報: https://on.doi.gov/2r8G4zE
SO2 測定地図 : ハワイ州保健局: http://www.hiso2index.info
大気品質調査/ エアーナウ: https://bit.ly/2I33ixd
ハワイ州保健局関連各機関合同火山霧情報ダッシュボード: http://www.ivhhn.org/vog/

観光関連最新情報: ハワイへの観光に関する質問等はハワイ州観光局 03-5213-4643で確認できます。

【ハワイ時間2018年5月17日午後1時50分更新】
ホノルル・スターアドバタイザーの報道によると、ハワイ島キラウエア山頂で現地時間17日朝4時15分、爆発性噴火が発生しました。

火山灰雲は上空約3万フィート(約9,100m)の地点で確認され、周辺地域では17日朝に同日18時までの降灰注意報が出されていましたが、その後11時30分前に天候に関する特別声明が発表され、同注意報は解除されました。

(Video: CBS News/YouTube)

同声明は「今後ハレマウマウ・クレーターから小規模な火山灰の排出が起こる可能性はある」と述べています。 米地質調査所(USGS)の科学者の話によりますと、この爆発的噴火は発生が予測された一時的なもので、降灰は火山周辺の一部地域に限定されており、現在のところその他の地域には大きな影響は出ていません。

ハワイ火山国立公園は5月17日現在、キラウエア火山の噴火活動のためほぼ全面的に閉園中です。同園の開・閉園についての最新情報は米国立公園局(NPS)ハワイ火山国立公園のウェブサイトをご覧ください。

【ハワイ時間2018年5月8日午前11時50分更新】

 

5月3日(木)に噴火したハワイ島キラウエア火山では、その後も噴火活動が続いており、溶岩が住宅地や道路にまで流れ、付近の住民に避難命令が出されています。

ハワイニュース・ナウの報道によりますと、4日のマグネチュード6.9の地震直後にハワイ火山国立公園が閉鎖されたほか、ポホイキロード付近のハイウエイ132号、ハイウェイ132号とレイラニ・エステーツ交差点までのハイウェイ130号が封鎖されています。

これまでに26戸の家屋が溶岩により倒壊し、レイラニ・エステーツとラニプナガーデンズの住民ら1700人余りが避難を強いられています。ハワイ大学ヒロ校をはじめ、パホア中学・高校などの付近の学校が休校となり、州教育局では被災した児童に対するカウンセリングサービスを提供しているということです。

ハワイアン航空では5月4日以前に購入したヒロ、もしくはコナ行きのチケットの変更を無料で行っており、詳細は電話1-800-367-5320まで。

また配車サービスのUberでは避難住民にシェルターまでの無料送迎サービスを実施中。利用の際は専用アプリの支払い箇所に「PUNASAFE」と入力すること。

(Hawaii News Nowより)

【ハワイ時間2018年5月4日17時更新】

ホノルル・スターアドバタイザーの報道によると、ハワイ島東部で4日午後、キラウエア火山噴火に伴うマグニチュード(M)6.9の大きな地震が発生しました。

(Video: Associated Press/YouTube)

震源地は同地域にあるレイラニ・エステート(Leilani Estates)より南西10マイル(約16km)の距離です。付近では停電などの被害が出ているほか、海抜の変化なども見られていますが大きな被害の報告はなく、現時点では津波関連の注意報・警報は出されていません。

(Honolulu Star-Advertiserより)

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米国立公園局(NPS)のウェブサイトによると、ハワイ島のキラウエア火山では4日、イースト・リフト・ゾーン(East Rift Zone)で噴火が発生。ハワイ火山国立公園は現在閉鎖されています。

【ハワイ時間2018年5月3日22時更新】

ハワイ島に滞在中、または在住の方は、ハワイ郡庁(http://www.hawaiicounty.gov/)、米地質調査所(https://volcanoes.usgs.gov/observatories/hvo/)、テレビ・ラジオ・ネット等から最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください。

下記は在ホノルル日本国総領事館の連絡先です。地震被害地域で足止めされた場合など、緊急時はこちらにご連絡ください。

(在ホノルル日本国総領事館)
住所:1742 Nuuanu Avenue, Honolulu, Hawaii 96817-3201
電話:(市外局番808)543-3111
国外からは(国番号1)808-543-3111
FAX:(市外局番808)543-3170
国外からは(国番号1)808-543-3170
ホームページ http://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

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