State lawmakers consider ban on plastic straws
海洋プラスチックゴミ削減に向け
海岸や公園などでのプラスチックゴミ削減に向け、プラスチック製ストロー廃止案がこのほどハワイの議会に提出されました。
年々深刻化する海洋ゴミ問題の対策強化に向け、プラスチック製の使い捨てストローの使用を禁止する州上院法案第2285号は、カール・ローズ州上院議員(民主)により提出されたもので、今週開かれた公聴会で法案の内容が説明されました。
ローズ議員によると、アメリカでは1日約5億本のストローが消費されており、飲食業界や個人が紙製やリサイクルが可能なストローを使用するようになれば、プラスチックゴミの削減に繋がるとしています。
廃止案によると、プラスチック製ストローの製造、販売などの違法行為には、100ドル(1万1000円)〜500ドル(約5万5000円)程度の罰金や、各違反行為に対しゴミ拾いなど4時間の社会奉仕活動を科して、厳しく取り締まるということです。
レストラン業界関係者らは、使い捨てストローを廃止するだけでは、ハワイの海岸や公園のゴミ問題解決の助けにはならないとして反発しています。
シアトル市ではプラスチック製ストロー廃止案が昨年議会で可決されており、今年7月1日からストローの使用が禁止になります。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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