Mayor signs moratorium on ‘monster’ houses into law
ホノルル市長が建設規制案に署名
カイムキやリリハ、カリヒ地区など、オアフ島の古くからある住宅街に「モンスターハウス」と呼ばれる超大型住宅の建設が近年盛んになっており、近隣住民から苦情や違法行為の報告が市当局に多く寄せられています。
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これを受けホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、今後建設される家屋に対して、(1)家屋の規模を敷地の70%以下に制限(2)家屋の床面積2,500平方フィート(約225平方メートル)に付き少なくとも2台分の駐車スペースを確保(3)家屋の床面積4,000平方フィート(約360平方メートル)に付き21/2以上の浴室を設けてはいけない、などの規制を設け、今後2年間はモンスターハウスの建設を一時差し止める条例案に、このほど署名しました。
条例の2年の有効期間中に市企画・許可局では大型住宅建設に関わる条例を成立させるとしており、市では深刻化するモンスターハウスの恒久的解決を図る方針です。
深刻な住宅不足に直面しているオアフ島では、住宅価格の高騰で親族が資金を出し合い、大型の住宅で共住するケースも少なくなく、建設規制に対しては不満の声も寄せられています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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