Willie K to perform on Oahu for first time since cancer diagnosis
ハワイアン調アレンジ版で地元警察官に敬意表す
ハワイアン音楽界を代表する人気ミュージシャンで、今年初めに肺がんの闘病中であることを公表しているウィリーK氏(本名=ウィリアム・カハイアリイ)が先週末、アロハスタジアムで開催されたフットボールゲームで、試合前の国歌斉唱に登場、大幅なアレンジを加えたパフォーマンスが全米で話題を呼んでいます。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、10月20日に行われたハワイ大学対ネバダ大学のフットボールゲームで、ウィリーK氏は試合前恒例の国歌斉唱にウクレレを片手に登場。命をかけて任務を遂行する米軍兵士らに捧げる自作の曲『マウンテン・オブ・ゴールド』を組み合わせるなど、大幅にアレンジした米国国歌『星条旗』を披露しました。
このパフォーマンスの動画がソーシャルメディアを通じて広く拡散され、大きな反響を呼んでおり、米本土のメディアでも「国歌のアレンジ版は観客の心を揺さぶった」などと報じています。
アメリカでは人種差別や黒人への警察暴力に抗議の姿勢を示し、NFLをはじめスポーツ選手が国歌斉唱時に起立をしないプロテストが昨年から続けられています。ウィリーK氏は、選手らの心情も理解しているとした上で、「地元ハワイの警察官に敬意を示したかった」とハワイアン調にアレンジした国歌を披露した理由を説明しています。国歌斉唱の後には、州歌『ハワイポノイ』を力強く歌い上げました。話題を呼んでいるウィリーK氏のパフォーマンスはこちら(https://youtu.be/mJGPVwdJiCw) から視聴できます。
(Hawaii News Nowより)
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