Rail ready in October, HART says
東カポレイ−アロハスタジアム間の最初の10マイル
オアフ島の渋滞緩和策として進められているホノルル高架鉄道計画は、再三に渡り開通予定が延期されていますが、建設と運行を担うHART(ホノルル高速鉄道公社)が1月8日(水)、記者会見を開き、2020年10月20日までに東カポレイ−アロハスタジアム間を開通する見通しであることを発表しました。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によりますと、HART関係者は昨年8月に同区間での一部開通を今年12月の予定と発表していました。最初の10マイル(約16km)の一部開通が3ヵ月ほど前倒しされたものの、全線開通は2026年にずれ込むものとみられ、当初の予定より6年近く遅れています。
また総工費も(2012年に見積もられた)51億2千万ドル(約5,600億円)から92億ドル(約1兆円)に膨れ上がっており、地元住民をはじめ強い批判の声が上がっています。
なお1月8日の会見でHART関係者は、東カポレイ−アロハスタジアム間の開通の実現には自信を示していますが、オペレーション業務が市運輸サービス局の管轄であることから、10月20日までに実際に運行が開始されるかどうかについては「保証できない」としています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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