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ハワイ州でコロナ変異株を検出

投稿者: Eriko 更新日:2021年01月27日

COVID-19 variant detected in Hawaii

アメリカ合衆国西海岸で拡大する変異株 L452R

大規模な新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が行われているハワイ州で、新型コロナの変異株が検出されました。

1月25日(月)ホノルル・スターアドバタイザーは、ハワイ州保健省が、オアフ島とハワイ島で2件の変異株(L452R)を検出したと報道しました。

昨年3月デンマークで最初に検出された変異株(L452R)は、2020年末にアメリカ合衆国のカリフォルニア州を含む12州以上ですでに検出されており、米疾患管理センター(CDC)は、今年3月までに米国で猛威を振るう可能性を指摘しています。

その他の変異株と比べると感染力は強くないと言われていますが、カリフォルニア州では感染拡大したケースも多くみられているため、州当局は警戒を強めています。

感染源については、オアフ島とハワイ島のケースには関連性が見られないことや、カリフォルニア州のサンタ・クララ郡で見つかった変異株と同一のものであることなどから、州外からの渡航者から感染した可能性が高いと専門家は述べています。一方で、イギリス(B.1.1.7)や南アフリカで検出された変異株(B.1.351)はハワイでは確認されていないとのことです。

ハワイの現在の新型コロナ感染状況

現在、ハワイ州では医療従事者、75才以上の高齢者、エッセンシャルワーカー(社会で不要不可欠な労働者)などに大掛かりなワクチン接種が実施されています。ハワイのグリーン副州知事によりますと、1月25日(月)の時点で、ハワイ州は189,000回分のワクチンを保有し、その約56%に相当する106,654回の接種がこれまでに実施されています。

ハワイ州内での変異株の検出を受け、ワクチン接種をした人を含める全ての市民に、外出時のマスク着用、集会の回避、社会的距離(6フィート)の保持などの予防を呼びかけています。ハワイ州ではマスク着用は義務化されており、マスクを着けないでお店などの公共の場所に入ることは禁じられています。

1月25日(月)、ハワイ州では昨年の8月~12月に未報告だったとされる60名が新型コロナ関連死者数に加えられました。1月26日(火)現在、ハワイの新規感染者数は71名、これまでの感染者数25,339名、死者数は401名と報告されています。

1月26日から、ハワイ渡航の際には陰性証明が必須に!

現在、ハワイ州では渡航者に対して、ハワイ州セーフトラベルズ・プログラム(Safe Travels Program)を実施しています。ホノルル空港到着時に搭乗便出発時刻の72時間以内に行ったPCR検査の陰性証明を提出して、事前プログラムに参加する人はハワイ到着後10日間の自己隔離が免除されます。

さらに、1月26日(火)より、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は米国に入国する全渡航者を対象に、新型コロナウイルス感染症陰性証明書の提示の義務化を開始しました。これにより、事前検査プログラムに参加しないでハワイに渡航する人も事前検査が必要となります。詳細はこちらの記事をご覧ください。

◇関連記事/1/26からハワイ州を含む米国渡航者、陰性証明取得が必須に

PCR検査が受けられる日本の医療機関はこちらのサイトをご覧ください。

(ホノルル・スターアドバタイザーの記事を元にしました)

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