カイヴィの6頭目の子「パアキ」
5月1日にワイキキのカイマナビーチで誕生したハワイアンモンクアザラシの赤ちゃんが、約6週間の授乳期間を終えて離乳し、このほど正式に独り立ちしたことが、ハワイ海洋動物レスポンス(保護団体)より発表されました。
ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、母アザラシ「カイヴィ」の6頭目の子どもとなる「パアキ」は、6月9日(日)の離乳後、安全のためオアフ島の別の海岸に移される予定ですが、場所は非公開となっています。カイヴィは今後、出産場所のカイマナビーチに戻る可能性があると、専門家は指摘しています。
パアキの移動先では、他のアザラシとの交流機会が与えられ、釣り具や野犬、(寄生虫を介して哺乳類や鳥類に感染する)トキソプラズマ症、人間による危害などから守られるよう安全性が重視されているということです。
ハワイ海洋動物レスポンスでは、海洋野生生物に対する観察ガイドラインに従い、釣りや犬の散歩の際は責任ある行動を心がけ、嫌がらせ行為などを目撃した場合は直ちに通報するよう、一般に協力を呼びかけています。
パアキの成長記録やガイドラインの詳細は、アメリカ海洋大気庁のウェブサイトで閲覧できます。
(Hawaii News Nowより)
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