空港駅を含む第2期区間が開通!初週で乗車数が2倍以上に急増

2025年10月16日、ホノルルの高架鉄道「スカイライン」が空港駅を含む第2期区間を開通しました。ハワイ・ニュースナウの報道によりますと、これにより、空港から市内へのアクセスが大幅に向上し、観光客や地元住民の利用が急増したとのことです。開通前は平日平均4,200人だった乗車数が、開通後は1万人を超える日もありました。
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特にハワイ大学マノア校の学生には好評で、オアフ島西部からキャンパスまでを結ぶ急行バス「Uライン」が高速道路を使って1時間以内で到着。通学の負担が軽減され、利便性が高まっています。
一方で、駅の安全性や駐車場の混雑などの課題も浮上。市の交通局長によると、列車・駅・駐車場には合計1,600台のAI搭載の監視カメラが設置されており、民間の警備会社とホノルル警察によって安全体制を強化しているとのことですが、利用者からは「警備員が常にいるわけではない」といった声も。
また、鉄道を建設したホノルル高速輸送局(HART)が、鉄道およびバス運営全体の管理を市から引き継ぐ提案をしており、今後の運営体制にも注目が集まっています。ただし、市側は「今は再編のタイミングではない」と慎重な姿勢を示しており、最終区間の完成が優先されています。
(ハワイ・ニュースナウより)





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