編集部:ご自身が主演された映画「サロゲート・バレンタイン」について、どんな映画か説明していただけますか。 ゴウ・ナカムラ(以下ナカムラ):この映画は、75分のモノクロ映画で僕は自分自身、つまり「ゴウ・ナカムラ」というミュージシャンの役で、出演しています。この役は、ハリウッドのスターにギターを教えて、そのスターと一緒に巡業に出て、いろいろな冒険をする、っていうストーリーなんだ。 編集部:「自分自身を演じる」っていうのは、どんな感じでしたか? ナカムラ:居心地が悪いときもあったけど、カンタンなときもあったね。俳優として仕事をするのは初めてだったんだけど、幸運なことに監督が脇をプロの俳優で固めてくれたんだよ。 編集部:この役は、自分とどのくらい似ていますか? ナカムラ:いい質問だね。役は、実際の自分よりも、ずっと静かな性格だね。実際の僕はもっと快活で、芝居がかっているから(笑)。監督はとっても静かで穏やかな性格だから、僕と監督の性格をまぜたような感じ。 編集部:映画に対する家族や友達の反応は? ナカムラ:笑ってたね。普段の僕を知ってるからね。でも、見るのがキツかった部分もあるみたい。 編集部:この映画は、制作費25000ドルだということでも話題になっていますが、映画を作りたい人へ励ましの言葉はありますか? ナカムラ:今は、テクノロジーが誰にでも平等に手に入るからね。映画を作ろうと思えば、誰にだって作れる可能性はあるんだよ。僕にもできたんだから、きみだって、できるんだよ。
●第31回ハワイ・インターナショナル・フィルムフェスティバル |
映画、「サロゲート・バレンタイン」の主役、ゴウ・ナカムラ氏
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