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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ハワイで家を探すには?」

ハワイで家を探すには? 1

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年08月08日

このコーナーでは、現地在住の「ハワイの歩き方」編集部が集めたハワイ暮らしに役立つ情報をご紹介します。ハワイでの滞在や生活に、もちろん旅行者にも役立つ情報が満載です。

ハワイで家を探すには? 1

海の見える家に住みたい
「せっかくハワイに住むなら、海の見える家に住みたい!?」

日本とは違う、ハワイでの家探し
ハワイ在住者やハワイ移住を考えている人なら誰もが一度は経験するのが引越しと家探しです。今回から数回にわたって、「家」の探し方をご紹介します。ここでは賃貸に限定して詳しく説明します。日本で賃貸物件を探すとき、大体の人が最初にすることは賃貸情報誌やインターネットで物件情報を見たり不動産屋に行くことですよね。情報誌やインターネットで見つけた物件の不動産屋に連絡して、そこで物件を紹介してもらうか、直接不動産屋に行って気に入ったところに決める。結局は不動産屋を通して物件を紹介してもらうシステムが日本では成り立っています。ハワイにもたくさん不動産屋はあっていろいろ紹介してもらうのもひとつの手ですが、賃貸の場合、新聞やインターネットを通して貸主や不動産会社から出された広告の物件を直接見に行くことが一般的です。

オアフ島の住宅街
トロピカルな雰囲気漂うオアフ島の住宅街

ハワイの賃貸情報
ハワイでアパートや一軒家などの賃貸に関する情報を探すのに一番よく使われているのが地元紙、「ホノルル・アドバタイザー」の広告欄(クラシファイド)です。そのほかには、「ホノルル・スター・ブルテン」 、フリーペーパーの「ホノルル・ウィークリー」などの地元紙があります。インターネットの賃貸情報サイトとしては、「ウードル・ホノルル」(Oodle Honolulu), 「アパートメント・ドット・コム」(apartments.com),「 サブレット・ドット・コム」(Sublet.com)、 「ホノルル不動産協会」(Honolulu Board of Realtors)、「ムーブ・ドット・コム」(Move.com ネット), 「クレイグズ・リスト・ハワイ」(Craigslist Hawaii)などがあります。ルームシェアの場合はルームメイト探し専門サイトの「ルームメート・ドット・コム」(roommate.com ネット)や スーパーやハワイ大学の掲示板などにあるルームメート募集の広告を探します。上記の情報源から得られる内容は重複しているものもありますが、ウードルなどはあらかじめ条件を登録しておくと条件にあった物件が出てくるたびにメールでお知らせしてくれるので、時間をかけて探している場合はとても便利です。

ハワイ大学の掲示板
ルームメイト募集情報は、ハワイ大学の掲示板で

まずは物件の選び方
ここでは、一番ポピュラーな新聞広告からの探し方を説明したいと思います。新聞だと賃貸情報は「クラシファイド」の不動産賃貸の欄にいくつかに分かれて出されています。「クラシファイド」とは、いわゆる3行広告で、売ります・買います/求人情報/不動産情報のページのことです。その他のインターネット上の賃貸情報などでは、Rentals、For Rent、Real Estate、Housingなどのキーワードで探してみてください。

まず大きさというか、物件の形態を決めます。一軒家かタウンハウスかアパートやコンドかルームシェアか。タウンハウスは長屋形式の縦割り集合住宅で、何件かの家の壁と壁がくっついちゃったような感じです。コンド(コンドミニアム)とは日本でいう分譲マンション。ハワイでは投資目的でコンドを買って人に貸し、家賃収入を得ている人たちがたくさんいるので、持ち主からレンタルできます。一軒家、タウンハウス、アパート/コンドだと大きさはステュディオ(日本の1DK)、1ベッドルーム(1LDK)、2ベッドルーム(2LDK)…などと記載されています。ちなみに物件形態により公共料金の払い方などにも違いが生じてくることが多いので、決める際に考慮する必要があります。

ハワイでの暮らし
「家族の幸せのためにも家探しは、妥協したくない

物件形態を決める
アメリカでは複数の個室があるアパートや一軒家のキッチンなどを共有ながら何人かで借りるルームシェアをする人がかなりいます。ルームシェアはひとつの物件で他人と暮らす共同生活のことで、一人で借りるよりも家賃が安くなる場合が多いので、学生などに人気があります。ルームシェアの場合は、水道代や電気代などの管理費(ユーティリティ)が部屋代にすべて含まれている場合もありますが、管理費をルームメートの頭数で割ることも多いようです。借りる際に必ず詳細をチェックしましょう。

借りる場所によっても違うので一概には言えないのですが、一般的に一軒家ではごみ回収費、庭の手入れ代、水道代などは借りる人が払うので、当然家賃以外の負担が大きくなります。アパートやコンドの集合住宅の場合は水道代や個人ユニット以外の共益費(廊下の電気、庭の手入れなど)が家賃に含まれているところも、別に支払うところもあります。含まれない場合は特に水道代など、ビルで一括に集計されている所では住人の頭数で代金を割って請求するところもあります。こういった細かいことは見学に行ったときに聞くか、契約の段階になったら契約書に書いてあるのでよく読みましょう。後で請求書を受け取ってびっくりしないように!

ルームシェア豆知識

お店の中にある掲示板留学など、単身でハワイへ来る場合、安くて手っ取り早いのがルームシェア。ただ、他人と共同生活をするわけですから、音や所有物(自分の買ってきた食料を勝手に食べられたり)、またプライバシーの問題など、余計な気を使うことがいやな人は避けたほうがベター。また、盗難の問題もたまにあるようなので、場所と人選びが肝心ですね。(ルームメート本人でなくても、その人を訪ねてきた知人から被害があるケースも)。でもその代わり、仲良くなれば一緒に食事をしたり遊んだりできるお友達ができるかも。日本から単身で来た人は孤独感を感じなくてすみます。ルームシェアの場合はたいてい1部屋占有でバスルームやキッチン、リビングはシェアという感じですが、1部屋をシェアする人もまれにいます。「持っている物も少なくて夜に眠りに帰ってくるだけだからOK!」という人の場合、安く済みます。それから、ルームシェアの利点として、一般的に書類手続きが比較的簡単なことがあります。基本的に正式な賃貸関係はオーナーと賃借人の間でできているので、すでに住んでいる人の判断次第ということが多いですね。

(2007年8月取材)

この記事が属するカテゴリー: 不動産・賃貸, 暮らし
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