マウイ 3日目
ラナイから海を眺めながらいただく朝食は最高! |
今日はゆっくりと9時半ぐらいに起床し、昨日調達してきたサンドウィッチ、サラダ、フルーツとコーヒーメーカーでコナ・コーヒーをドリップしてラナイで優雅に朝食です。素晴らしい景色を眺めながらだと何を食べても美味しい♪ ラナイから見える景色にすっかり魅了された私たちは、「やっぱり海でしょう!」てことで、ホテル内の遊歩道沿いを歩いて5分程の場所にあるウルア・ビーチへ。まるでプライベートビーチのように空いていて、とてもきれいな海でした。時々襲ってくる高波にのまれながらも気持ちよくて、昼過ぎまで時間を忘れて遊びました。
ハレアカラのサンセットを眺めるためにジャケットも持参 |
午後の予定もあり、午後1時過ぎに海を引き上げ、腹が減っては… ということで、キヘイにある「タコベル」でランチ。食べながらいつも、「日本にも上陸して欲しいお店だな」って思ってしまいます。やっぱ食後は甘いものと、すぐ隣の「ホームメードベーカリー」で、ハワイ名物「マラサダ」をオーダー。揚げたてフワフワの丸いドーナツのようなお菓子で、砂糖がまぶしてあってこれまたうまい! ホテルまで待ちきれず、ハフハフ言いながら、2人して車の中でほおばってしまいました。
一生に1度花を咲かせて枯れてしまう銀剣草。銀白色の葉が銀の剣に見えることからこの名前が |
夕方からは、今回の旅行で最も楽しみにしていた一大イベント、ハレアカラ山サンセットツアーです。ハレアカラはサンライズやマウンテンバイクツアーが有名ですが、私たちはあえて、夕日や星を眺めるサンセットを選びました。「とてつもなく寒い」、と聞いていたので上着を持ち、午後4時にホテル・ピックアップでいざ出発! ツアーには、私たち含めて日本人10人とガイドを含めた11人で出かけました。ハレアカラ山まで約2時間、それまでの道すがら、ガイドの大村さんがマイクで「この辺りはサトウキビ畑で…」「この辺りはユーカリ林で…」と地域やその歴史を交えてお話してくれて、興味深々聞いていました。
眼下に広がる雲をオレンジ色に染めて沈んでゆく太陽 |
そのうちに雲を越えて、辺りは緑がなくなりゴツゴツとした山肌に。そして山頂近くのパーキングで車を出ると、下界の暑さが嘘のようにすんごい寒いッ! 辺りを見渡すと月面のクレーターのような山肌が広がっていて、人間の存在を感じさせない、宇宙のどこかにある惑星に来てしまったような気分でした。雨の降らない山頂で唯一育つ植物、 「銀剣草(シルバースウォード)」の花も見ることができました。この植物は一生に一度だけ花を咲かせて死んでしまうんだそうで、生命の尊さをしみじみと感じてしまいました。そしてサンセットは想像以上の美しさ… オレンジ色に光る大きな夕日が眼下に広がる一面の雲をオレンジ色に染めて、それはそれはとても美しく荘厳な光景でした。月に1度しかチャンスのない、ムーンライズ(太陽のように昇ってくるんです)まで見ることができ、とてもラッキーでした。車内でお弁当を食べた後は、スターゲイジングです。空気が澄みきっているため、見上げると無数の星が襲いかかってくるかのように沢山見えます。「天の川」って星の集まりの周りにモヤが架かっていて、本当に川のように見える事にビックリ!! 打ち上げた人工衛星が移動しているのも肉眼でハッキリ見えました。この時間は私たち一行しかおらず、震えが止まらない程の寒さの中、無音と月明かりだけのひとときはとても思い出深く、一生忘れない貴重な体験となりました。
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