Big Island Series 1
世界中の旅行者を魅了するワイキキビーチ、しかしハワイの魅力はこれだけではありません! オアフ島が一番と言っていた人でも一度ハワイ島を訪れると「ハマってしまった!」という声をよく耳にします。
このシリーズでは、ハワイの全部の島(ハワイ島以外の)を足した面積の2倍以上あり自然の驚異に満ちた島、ハワイ島(ビッグアイランド)の見どころを紹介していきます。2017年に成田からの直行便が就航しさらに行きやすくなったハワイ島、昨年はキラウエア火山の噴火という非常事態も発生しましたが、現在は大気状態も安定しすっかり平常に戻っています。
シリーズ第1回目は、今回編集部員が宿泊したデスティネーション・レジデンス・ハワイ(以下デスティネーション・レジデンス)の周辺にあり、世界的に有名な人気パワースポット2ヵ所をご紹介しましょう。
ハワイ島のマウナラニについて
「マウナラニ」は、ハワイ語で「天国に手が届く丘」という意味があり、「古代ハワイの王族たちがマナや生命力を宿した」と言い伝えられる神聖な場所です。
マウナラニ・リゾートは、「地中海のロードス島」、「アリゾナのセドナ」と並び世界3大パワースポットのひとつと称されており、敷地の周りにはいくつかのパワースポットが点在しています。今回はその中でも特に旅行者に人気の2つのパワースポットをご紹介します。
<目次>
ハワイ島の人気パワースポット
1. オーラが見える洞窟
2. カラフイプアア・フィッシュポンド
1.オーラが見える洞窟
(溶岩トンネル)
カラフイプアア歴史公園(ヒストリカルパーク)
まずは、ハワイの他の場所では出来ない神秘的な体験を可能にしてくれる、オーラの洞窟をご紹介します。SNSや口コミで広まり人気のスポットとなったこの場所。とはいえ、まだまだ旅行者の知名度がそう高くない穴場的なスポットですのでぜひ訪れてみたいですね!
オーラが見える洞窟は、マウナラニ・リゾートの敷地内に位置する歴史保存公園「カラフイプアア歴史公園(Kalahuipua’a Historic Park)」の中にあります。後に紹介するカラフイプアア・フィッシュポンドから車で約5分と近くなので、せっかくなら両方を同時に巡ることをおすすめします。
オーラの洞窟とは?
ハワイ島にはキラウエアなどの活火山があるため、溶岩が流れた後が固まってできたラバチューブと呼ばれる洞窟がいたるところで見られます。この洞窟も同じくラバチューブにより形成されたものです。古代ハワイアンは、この洞窟が地上のシェルターより涼しく雨風を防いでくれることから住居として利用していたそうです。さらに、彼らは洞窟の奥に霊魂が宿ると信じていたといわれており、この場所がいかに神聖な場所であるということがわかりますね。
まずは、マウナラニ・リゾートの入口ゲートからオーラの洞窟までの行き方を説明しましょう。
オーラが見える洞窟までの行き方:
1.マウナラ二・リゾートの入口からリゾート内を道なりに進む
2.フードランドがあるショッピングセンター「The Shops」の看板が右手に見えたら、Historic Parkの看板が示す左方向へ進む
3.十字路にたどりつくと左方向へ
4.十字路のすぐ先にあるHistoric Park (ヒストリック・パーク)の看板を右方向へ
5.「カラフイプアア・ヒストリック・パーク(Kalahuipua’a Historic Park)の駐車場に到着(駐車場内にトイレ設置)
6.トイレの右側にある遊歩道へはいる
7.遊歩道をまっすぐ徒歩で約5~10分ほどで洞窟にたどりつく
カラフイプアア・ヒストリック・パーク。
5~10分間遊歩道を歩きます。
周りは溶岩だらけ!? ハワイ島では普通の光景ですが、最初に訪れた時には感動(ビックリ!)しました。
洞窟に到着!
古代のハワイアンが住居として利用したという…
オーラが見える方法とは…?
洞窟の中に入ると奥の方へ進みます。奥といっても小さな洞窟ですので中に入ったらすぐです。自分のオーラを捕らえる方法は簡単。
洞窟の天井に穴が開いた部分に立ち、デジカメやスマートフォンで撮影すると写真にオーラ(のような光)が映し出されます。実際には「オーラが見える洞窟」ではなく、写真を通してオーラのような光が映し出されているのです。
下の写真のスポットに立ってみてください。
編集部員もそれぞれやってみました。オーラは人によっては色が変わることもあるそうですが、今回は全員が白(白は「ごく普通のオーラ」だそうです、笑)でした。
編集部員のオーラは白!
カラフイプアア・ヒストリック・パークの場所
住所:Kalahuipua’a Historic Park, Waimea,HI, 96743
オーラの見える洞窟はカラフイプアア・ヒストリック・パーク内にあります。
2.カラフイプアア・フィッシュポンド
(ヒストリカル・フィッシュポンド)
前述のオーラの見える洞窟から車で約5分ほどのところにあり、世界3大パワースポットの1つといわれる、カラフイプアア・フィッシュポンド(池)をご紹介します。古代ハワイアンの王族たちが暮らし当時養魚施設であった大きな池は、ヒストリカル・フィッシュポンとも呼ばれており、マウナラニ周辺で最もパワーが感じられる場所なのだそう。
一見普通の池のように見えますが、池の周りを散歩してみると、澄み切った水面に木々が映し出される幻想的な光景に癒され、池の周りにみなぎるパワーが感じられるます。パークは1周ゆっくり散策して、約20~30分のコースです。
古代ハワイアンが王家に献上する魚を養殖したといわれるフィッシュポンドは、海と繋がり、地下水が湧き出る池。マウナケア、マウナロア、フアラライ、コハラ山脈、マウイ島のハレアカラと5つの火山に囲まれた中心部に位置し、これらの山々のマナ(メラネシア語で「力」という意味、神秘的な力の源)が集まったところにある神秘的な場所です。池には魚やコイが悠々と泳ぐ姿が見られます。
池の水に映し出される木々が幻想的な癒しの風景を醸し出している。
泳いでいるコイや魚も元気に見えます!
「外部からの魚、ローションなど池の貴重なエコシステムを破壊するような物は加えないでください」という表示がされています。皆さんもこの地を訪れたら気をつけてくださいね。
マウナラニ・リゾートとパワースポットの場所
下記の地図で、溶岩トンネルのあるカラフイプアア歴史公園とカラフイプアア・フィッシュポンドの位置が確認できます。
ペトログリフ
敷地内は古代ハワイの王族たちの史跡も多く残っています。石に文字やイラストが刻まれたペトログリフも点在し、大切に保護されています。
ハワイの人々にとってペトログリフは大切な遺産ですので、岩場を歩くときには注意を払って、尊敬とアロハの気持ちを込めて接するように心がけてくださいね。
ハワイ島豆知識:ハワイ島はどれほど大きい?
ハワイ島は「ビックアイランド(Big Island)」という別名で呼ばれるほど大きな島です。総面積は、4,028スクエアマイル(10,432.5平方キロメートル)。これはハワイ島以外の全ハワイ諸島を全部足した面積の2倍以上の大きさです。
岐阜県(10,621.29平方キロメートル)とほぼ同じ大きさと考えると、日本の皆様も想像しやすいでしょう。東京都(2,190.93平方キロメートル)と比較すると約5倍でご覧のとおりハワイ島の地図にすっぽりと簡単に入ってしまいます。(下地図参照)
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ハワイで最もパワーが漲るといわれている場所に立つ宿泊施設、デスティネーション・レジデンスの詳細と予約は、こちらのページから出来ます。ご予約はすべて日本語でOKです。
◎デスティネーション・レジデンス・ハワイ
住所:68-1050 Mauna Lani Point Dr., Kohala, Hawaii, 96743
ウェブサイト(日本語):http://jp.visitmaunalani.com
宿泊プラン(日本語):http://jp.visitmaunalani.com/specials-packages.htm
Eriko said on 2019年02月07日
匿名様、コメントありがとうございます。ビッグアイランドの自然は本当に素晴らしいですね。編集部員が行ったのはお昼過ぎでしたが違う時間にも行ってみたい場所です。
匿名 said on 2019年01月12日
Big islandにハマって20年、毎年1回だけですが訪れています。本当に癒される場所が多く、ゆったりリゾートを満喫できるのがいいですね。
オーラの洞窟もよく行きますが、昨年は周りのブッシュが生い茂っていて一度前を通り過ぎてから引き返してたどり着きました。時間によって光の加減が変わるのでおもしろい写真が撮れますね。