Hawaii's Boys Baseball Team Visits Ehime Prefecture
■悲しい事故から13年、ハワイと愛媛の子どもたちに友情のかけはし えひめ丸事故をきっかけに、はじまった「愛媛・ハワイ交流少年野球大会」で、ハワイの少年たちが愛媛県を訪問しています。えひめ丸事故とは、日本時間の2001年2月10日8時45分、アメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島沖で、愛媛県立宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」が浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦「グリーンビル」に衝突され沈没し、乗務員の35人のうち、教員5人と生徒4人が死亡した痛ましい事件です。あれから13年、カカアコ・ウォーターフロント・パークにある慰霊碑は、ホノルルの日系人団体を中心に、多数のボランティアが定期的に清掃し、いつも美しく保たれています。また、宇和島とホノルルの学校は姉妹校提携や交換留学を推進したりと、あらたな関係を築き上げ、慰霊祭も毎年行われています。愛媛・ハワイ交流少年野球大会も取り組みのひとつで、少年たちは野球を通じて友情を育んできました。 ■関連情報/ 小野寺防衛相が、えひめ丸記念碑に献花 愛媛・ハワイ交流少年野球大会は、悲しい事故を風化させず交流を促進する目的で、事故の翌年からはじまりました。毎年愛媛とハワイを交互に訪問し、少年たちはお互いの家庭にホームステイをし文化交流を楽しんでいます。今年はハワイのチームと関係者130人が愛媛を訪問しています。宇和島水産高校も訪れ、事故の慰霊碑に献花し、なくなった人々の冥福も祈りました。愛媛とハワイの子どもたちの友情が長く続くことを願ってやみません。 (愛媛新聞より) |
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