US shoots down medium-range ballistic missile in Hawaii test
■緊迫する北朝鮮との状況に備えて

米ミサイル防衛局(MDA)は、ハワイ時間の8月30日早朝、ハワイ沖で米海軍が中距離弾道ミサイルを撃ち落とす演習に成功したと発表しました。
ターゲットとなったミサイルはカウアイ島のPacific Missile Range Facility(パシフィック・ミサイル・レンジ・ファシリティ)から発射されたものです。米海軍の戦艦ジョン・ポール・ジョーンズのクルーが、レーダーでこれを探知し迎撃ミサイルで撃ち落としたということです。
米ミサイル防衛局ディレクターのグレーヴィス中将は、今回のテストは米海軍が敵のミサイルがターゲットに到達するのを防ぐ可能性を高めるための手段だと説明。「私たちは度重なる挑発に備え弾道ミサイル防衛技術(ディフェンステクノロジー)を開発し続けます」と述べています。
今回米海軍が使用した迎撃ミサイルはStandard Missile-6(またはSM-6 interceptor)というもので、同型のミサイルによる中距離弾道ミサイル撃ち落としのテストが成功したのは2回目だそうです。今年6月にはジョン・ポール・ジョンは同じタイプのテストに失敗しています。その際使用されたミサイルはA Standard Missile-3 Block IIAでした。
今回の演習は、北朝鮮による弾道ミサイルのテスト、ワシントンD.C.と北朝鮮との緊張が高まる中で行われました。
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(ABC News より)
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